wowowで見た11月のドラマの感想です。
ひとつ前の記事と、あまり時間が空いていません。
「マンガ日本の古典「平家物語上・中・下」」もよろしくお願いいたします。
「YOUR HONOR ~堕ちた裁判官~」(全6話)
あらすじや解説などは、wowowのHPで。
→https://www.wowow.co.jp/detail/174917/001/01
感想は画像の下からです。
この作品、HPの解説にもある事ですが、元はイスラエルのサスペンスで「Kvodo(原題)」のリメイクフランス版なのだそうです。
この作品のアメリカリメイク版は「Your Honor/追い詰められた判事」。ドイツ版もあるそうです。となれば、日本でも作っても良いかなと思ったりしたりして・・・^^
正義感も強く悪と戦う優秀な裁判官のリシュールは、息子の事故の告白を受けて、警察へ出頭する事を勧めます。ところが警察まで着いていった彼が知った事は、その事故の相手が、麻薬王の息子で、その麻薬王はかつて自分が刑務所に送り込んだ相手だったのです。報復を恐れて、息子を守るために、彼は嘘に嘘を重ねていき・・・・・他の人々を巻き込んでメッチャクチャ。
だけどそれによって悲劇的な最後を迎えた人のことを考えないようにすれば、何とかなったという雰囲気になった時に、・・・・・
最後の真相が語られるところは、ある意味、どんでん返しと言っても良いかもしれません。
フランス映画にしてもドラマにしても、少々の癖があるじゃないですか。それで途中までは、そんなに面白いとは感じなかったのですが、その嘘つきっぷりが何処に落ち着くのか気になって、最後まで目が離せませんでした。
最後まで見て良かったです。「あっ、そうか。」となりましたから。
これは今は、wowowでは放送予定はないそうですが、またどこかで放送されるかもしれませんし、これの米国版・ドイツ版などにお目にかかる機会が、そのうちあるかもしれませんね。
あっ、そうそう。
仕事の志高い人は、まずは妻を大事にすることが肝要かと思います。^^
「北欧サスペンス トロム~フェロー諸島殺人事件~」(全6話)
同じく、下に貼ったのは、wowowのHPの解説とあらすじです。
→https://www.wowow.co.jp/detail/179483
「トロム」って、フェロー語で・瀬戸際・境界線を意味するのだそう。
同じく感想は画像の下からです。
北欧サスペンスって、なんとなく暗ーいイメージなのですが、意外と好きなんです。
反捕鯨・環境活動家の女性が殺されて、彼女が最後に助けを求めたのは、ひとりのジャーナリストの男。ただこの男は、その娘の存在を知らなかった、彼女の父だったという物語。
反捕鯨の活動家ゆえに、多くの漁師の怨みも買っていた彼女だったけれど、いったい誰が彼女を殺したのか・・・・。
風景が本当に美しいのです。
殺人事件なんてほとんど起きない離島。
なかなか面白かったです。しかもこれ、ラストにとんでもない事が起きて、「つづく!!」ってな雰囲気で終わるんですよ。
最近ドラマは日本や韓国の方が面白いなと思っているのですが、これの続きが出来たら、見ないわけにはいきません。
12月21日22日とwowowで一挙放送します。(すみません。WOWOWの回し者みたいでm(__)m)
だけど私・・・・
以下は完全ネタバレしています。ちょっと見てみようかなと思った方はご遠慮ください。
私、刑事の家族が犯罪に関わった話って、基本うんざりしています。
刑事は推理をする人、犯人を捕まえる人に徹して欲しいと思っているんです。
全てを否定しているわけではありませんが、多いよね、そういうの。