森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

三谷幸喜『大地(Social Distancing Version)』

2022-12-10 16:37:00 | 観劇・コンサート日記

WOWOWでの放送を録画してあったものを11月15日に観ました。

マンガ日本の古典「平家物語上・中・下」

「YOUR HONOR ~堕ちた裁判官~」と「北欧サスペンス トロム」

と、続けて書いてます。そちらの方もよろしくお願いします。

漫画で読む古典に、wowowで見た海外ドラマに、舞台の感想で、全部興味なしと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

でもまあ、いろんなものに興味を示す、または興味のないものも覗いてみるっていう事は、意外と面白かったり、為になったりする場合(私の所では稀w)もあるので、よろしかったらお付き合いください。

 

なんとキャストが、大泉洋・山本耕史ですよ~ !!(敬称略で書いてますm(__)m)

そして栗原英雄に相島⼀之、浅野和之。

いわゆる三谷組と言う方々なのかも知れませんが、今年の私は、「鎌倉殿の13人」の呪縛から、解き放たれることはないのかも(笑)

もちろん、初めて参戦の方、再びタッグの方もいらっしゃいました。

竜星涼、辻萬長、小澤雄太、まりゑ、藤井隆、濱田龍臣と、豪華な顔ぶれです。

豪華なのは顔ぶれだけではなく、その演技もでした。

またお芝居後の三谷氏とキャストの皆さんのミニミニ対談も面白かったです。

相島さんの「三谷が居なかったら、俺たちはここには居なかった。」と言う言葉が印象的。また大泉洋さんのマニアックな物まねに笑い転げました。西村まさ彦さんのマネ最高でした。

 

お話】
『舞台はとある架空の国家、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちの収容施設。強制的に集められ、自由を奪われた彼らを何よりも苦しめたのは、“演じる”行為を禁じられたことだった。役者としては三流だが面倒見のいいチャペック(大泉洋)、映画スターのブロツキー(山本耕史)、女形のツベルチェク(竜星涼)、大御所舞台俳優バチェク(辻萬長)、世界的パントマイマーのプルーハ(浅野和之)、大道芸人のピンカス(藤井隆)、演出もする正義漢のツルハ(相島⼀之)、そして演劇を学ぶ学生ミミンコ(濱田龍臣)ら8人の俳優たちは、政府の監視下で広大な荒野を耕して毎日を過ごしていた。
ある日、ミミンコの恋人ズデンガ(まりゑ)が、女性専用の収容所にいることを知った⼀同。指導員のホデク(栗原英雄)や政府役人のドランスキー(小澤雄太)の目を盗み、恋人たちを会わせようと計略を練るが……。』←https://spice.eplus.jp/articles/274470  ←このサイト様からお借りしました。ぜひご訪問下さい。

 

面白かったです。

しかしこの時もまた義村は・・・じゃなくて山本耕史は筋肉自慢で、また三谷氏もそれを見せたがっていたのねと 思いました。胸の筋肉って、自分の意思で右と左、別々に動くのですね、凄いです。って、感想はそれかって(笑)(笑)(笑)

舞台って総合芸術と言われていますよね。本があって名優たちが居て、それを動かす演出が居て、舞台美術が居て、音楽があって成り立って行くー。

だけど仏像に目を入れるが如く、最後に絶対に必要なのは、観客なんですよね。

それがたった一人でも。

この物語の最後に、深く共鳴しました。ちょっとそこ、以前から三谷氏と同じ考えなものですから。

またミミンコの口から語られるそれぞれの後日談で、チャペックの部分は、そうであったら良いのになと言う幻のような気がして切なかったです。

 

 

そのうち消えてしまうかもしれませんが、一応貼っておきますね。


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