森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

なんとなく御喋りです☆

2008-03-14 00:43:20 | ’08/12/7までの未整理日記
 夜の転寝から目覚めて、生協の申し込みをしていないことを思い出しました。でも、PCの前に座ったら、やっぱり何か書きたくなってしまう私ですが、寝ぼけた頭では書きかけの映画の感想も、日記ですら書けないみたいです。

 そんな時はダラダラおしゃべりしたい気分ですよ。どうでもいいような御喋りです。


 朝ね、テレビを見ていましたら、
<睡眠時間が短いことが、メタボの要因になる場合がある>みたいなことを言っていました。睡眠時間が5時間以上の人と5時間以内の人とで分けて調べたら、睡眠時間の短い人にその傾向が多かったとか言うものだと思うのですが、なるほど、それで私は太っているのかなんて思ってしまいました。

はいはい、あなたの
「それは違うだろー」と言う声が聞こえてきましたよ。


でも、痩せるためにはもっとちゃんと睡眠時間を確保しなければいけないのかもしれません。眠ることより起きていて、自分の時間を持つことが楽しく感じているので、今の私は遅寝早起きなんですよ。

美容と健康のため、それは気をつけなくてはいけませんね。



「今日寝て、明日起きる生活」を実践しようと思います。

と、言っている傍から、今日が終わるまで後4分ですよ・・・・(汗)


じゃあ、それは来週からの実践と言うことにしますかね。




・・・・ダイエットは明日から~、明日から~♪
明日の次は、また明日、そしてまた明日、終わりのときまで続く、明日と言う日々。明日と言う日は永遠にこない日のことを言うのさ・・・

なんて呟いてみたりして。

「明日から頑張ろう。」と言うセリフは、「永遠に遣らない」と言う意味なんだよね。


・・・・・・・ 
ええと、おっといけない。うっかり呟いたらまた、何かを熱く語りそうになってしまいましたよ。そんな話は肩が凝る。もう止めて(まだ一言も言ってはいなかったけれど)、別のお話。


今日の(もう昨日か)、「鹿男あをによし」を見ましたか。堀田が鹿のつかいばんだと分かってから俄然面白くなったのに、もう終わりですね。来週は最終回。なんだか、寂しいです。来週は最終回が多いですね。


また、別のお話。秋公開の、妻夫木君が先生役の「ブタがいた教室」の話です。今日(だから、もう昨日だって。)ぱらぱらめくっていた映画のフリーペーパーに数行の情報が載っていたのですよ。ピーちゃんという名前のブタのお話。
ああ、あの話か、と思ったら、鼻の奥がツーンとしました。
「マリと子犬の物語」は予告編で泣いてしまいましたが、これはもうそれ以上、写真見て泣いてしまいました。
どんなお話かというのは、映画にもなるのですから書かないほうがいいのですよね。

でも、あのドキュメンタリーが元なんですよね。知っている人も多いのでは・・・。


いきなり眠くなりました。お風呂に入ってもう寝ましょ。

我が家もまだ誰かが起きている不夜城ですが、ネットの世界もそのようなものですね。

さて、深夜にいらしてくださったあなた、メタボには要注意ですよ・・・。
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相棒「白い声」

2008-03-12 23:40:28 | ドラマ(相棒)
― 殺人は起きてはならない悲劇。でもその悲劇が起きてしまっても、病死として処理され、犯罪であるとさえ認識されなければ、その無念さは計り知れないものがあると思う。

 配られていた懸賞犯罪情報のチラシの、その女性の死は「事件」にもなっていなかった。

興味を抱いて捜査を始める、右京と薫。箪笥の裏のオレンジジュースのシミから青酸性ソーダが検出され、事件性を感じる二人だったが、既に遺体もなく病死として処理されているため、警察は動かなかった。―


 毒物検出の報告に、ホッと父親が言うセリフ。
「良かった。これで警察はようやく動いてくれる。」
そして薫のセリフ。
「二人です。捜査するのは、我々二人だけです。でも、絶対に捕まえてみせます。」
「あなただったら良かった。順子が死んだ時に来てくれた警察の人が、あなただったら良かった。」

セリフは正確ではないのですが、薫の優しさ全開のいいシーンでしたよね。

さらにテーマは重く、その父は毒物を服用し、病死と診断させ、娘が病死ではなかった事を証明しようとしました。自分の命を使って、警察の誤りを正そうとしたわけですね。
犯人は逮捕されても、失ってしまった父の命は戻らないわけですから、
「こんなの間違っている・・」と薫、セリフのないまま終わる右京・・
終わらせ方も重い余韻がありました。



 その中で角田課長といつも特命係を覗いている二人の部下が、特命係ですっかりくつろいでいる所が、面白かったですね。部下の人たち(ごめんなさい。名前も分からないの。)、珍しくセリフがありましたね。

 最後に芹沢くんが
「結局手柄を貰う事になっちゃう。」みたいなことも言って笑わせてくれるのが良かったかも知れませんね。




 来週は最終回。でも、私はいない。子供よ、ビデオをよろしく。「斉藤さん」も忘れずに撮っててね。「斉藤さん」、最終回は涙の予感あり。

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kiriyseikan の脳内ブログ

2008-03-12 09:22:31 | ’08/12/7までの未整理日記
2008年03月12日

お菓子食べた。
見知らぬ人と喧嘩した。
希望を無くした。
滝に打たれた。
焼肉買った。

切ない1日でした。

goo×うそこメーカー


ふと見つけた変なものがサイドバーにあるじゃないですか。好奇心の強い猫族なので、すぐにやってみましたよ。kiriyで入れると、私ではない記事で判断しているみたいなので、久し振りのフルネームで遣ってみました。見知らぬ人とは喧嘩はしていないつもりなんだけれど、睨みつけたのばれたかな。滝には打たれたいなあ。特にお腹の辺り。それは意味合いが違うか。
これって面白いけれど、コレでブログ書くようでは、もうアウトですよね。でも、なぜかこれってかなり簡潔な名文で、なんとなく読んでいてしみじみしちゃいましたよ。ああ、あなたは(って、私だけど)日々のストレスを食べる事と滝の荒修行で戦っているのね、ガンバレ、なーんてね。
珍しく付いたサイドの遊びツールなので、(目立たないから良いかな・・)お暇なら遊んでみてください。


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篤姫「御台所への決心」

2008-03-12 00:57:22 | ドラマ (大河)
 何か忘れていると思ったら、「篤姫」の感想でした。

普通に面白かったのですが、私の中ではちょっとそんな位置づけ程度だったかな。でも、ささやかな事でも継続は力。やっぱり軽く書いておこうかと思います。


 幾島の姫様教育は続いています。箸使いから琴、鼓のお稽古やら。ただ遣らされているだけと思っている篤姫には、「ネバならぬ」と言う緊迫感がなく上達など望めません。「では」といってお手本を見せる幾島ですが、何でも出来るパーフェクト人間です。
鼓と言うのは、音を出すのも難しいものなのでしょうか。下手すぎますよね。遣った事ないので分かりませんが、下手な人が打つと音さえも出ないと言うのが本当なら、もの凄く難しい楽器なんですね。そんな事ないと言うのなら、宮崎さん、遣りすぎでしょう。

ただ、お習字はなかなか良かったのではないでしょうか。
「乾坤一擲」

皆様、この文字読めましたか。今、雑学クイズがテレビ番組でも大流行ですよね。テレビを何気なくつけても、そのようなクイズを日々見ることが出来ますが、なかなか難しいのもあって面白いですね。

いくらあってもお金と知識は邪魔にならないもの・・

「けんこんいってき」
意味は「運命を賭して、のるかそるかの勝負をすること。(広辞苑)」
ヘェー・・・
ああ、今調べていたのがばれてしまいましたね。


でも篤姫は、知らず知らず今の自分の状況を書いていたのじゃないかしら。



 自覚を持たない篤姫に、とうとう斉彬は将軍家との縁組の事を告白します。
いきなりの重大告白に、ホームシックになってしまう篤姫ですが、気持ち抑えられずお城を抜け出そうとします。

絶対にありえない滑稽さですが、でもこのホームシックと言うやつは経験がないと分からないどうしようもない感情ですよね。
(分かったような口を利いていますが、実は経験あり。まあ、私って経験豊富・・・なんチャって。)

家に帰るか、運命を受け入れるか。本当にのるかそるかの大勝負になってしまいました。


だけど予告編で見た
「父上は私を利用しようとしているのですか。」
「その通りじゃ。」と言うセリフは、思ったほどの面白さではなくがっかりしました。

でも運命を受け入れた篤姫は瞳の輝きが違いましたね。
やはり、これは遣らされているうちは伸びず、自らすすんで遣る事が伸びるポイントだと言う教訓だったのでしょうか。


さて、またまた期待できる予告編です。尚五郎との再会、楽しみですね。
がっかりしても視聴率は好調。23,8だったそうですよ。




 

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すずめのお宿

2008-03-09 00:50:24 | お出掛け日記

 

 目黒区にある「目黒区古民家」、通称「すずめのお宿」と言われている所があります。

 

 竹やぶも緑が綺麗です。春の日なんですね。

  

 

 梅は咲いたか~♪  桜はまだかイナ~♪

 

  

 

 

  古民家の中はこんな感じです。

 

  

 

 実際に何かしていて、湯気なんかが出ているのがいいですね。

 

  

 

  

 

 別になんだと言うわけではないのですが、どうしてこのような古いものに巡り合うと、なぜか嬉しいような気がしてしまいます。

 ここを目指して来たわけではなかったので、ちょっと得をした気分です。閑静な住宅街の中の公園の一角にあるすずめのお宿。近隣の人たちにも、ちょっとした心のオアシスなのではないでしょうか。

 学芸大、碑文谷ダイエー近くです。


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Adventures 4<ライ>

2008-03-08 01:23:13 | イギリス旅行記

 7日目、私たちツアーはカンタベリー、ドーバー、そして午後からはライの街を訪れました。

 

 何度も繰り返し言っていますが、イギリスは石の街です。でも、使っている石が街によって違うのです。この街の道を見てください。とっても趣がありますよね。でも私は、この街に住んでいる人の多くは健康であるに違いないと推理してしまいました。だってですねえ、この道は足ツボの道ですよ。道自体が健康サンダルみたいな刺激があるといった感じです。

 

 

    

 

    

 

  ↑ こんな感じなんです。

 

もちろん街全体というわけではなかったのですが、印象深かったです。

 

 ところで、一番上の写真はセントメアリー教会の前にあるお店のショーケースです。とっても美味しそうに見えますよね。中でお茶なんかも飲めるみたいですよ。

 

 私たちは教会の見学をした後、街の説明のためにこの場を後にしました。

 

    

  

 

 なかなか綺麗ないい感じの街でしょう。

この頃、もうメモリーの心配で写真を撮るのを、友人のデジカメでないカメラに任せていたので、この街の観光スッポットの写真がないんです。例えばマーメイド・イン。昔、ホークハースト・ギャングと言う海賊が入り浸っていたパブとか、1250年頃にフランス軍の侵攻に備えて建てられたイプラタワーとか。

 だいたいイプラタワーなんて何処にあったんだろう!?

このライと言う街は、ドーバーと同じ海岸線にあって、常にフランスの攻略を意識していなくてはならなかったのでしょうね。何かガイドの人がこのことで大事なことを言ったように思うのですが、(侵略を見つけたものが鐘を鳴らすとかなにか・・・・)もう少し正しい情報を仕入れてからと思っても、どうも調べきることは出来ませんでした。

 

 ところで、なぜライの記事が「Adventure」なのかと言いますと、私はここでの自由時間、友人達と別れて単独行動を決行したからです。

 

 前にオックスフォードで、聖メアリー教会の塔に登ればその街が一望できるのに、私たちのツアーがそれをする時間もなくて不満に思っていたことを書きました。同じ名前のその教会の塔に登れば、やはりライの街が一望できるのです。

 

 私は、「江戸の敵を長崎で討つ」ではありませんが、どうしてもその塔に登りたかったのです。街の説明のためにその場から離されても、もう一度その場に戻って登りたいと思いました。でも、友人達は興味なし。ライの素敵な街並みを楽しんだり、どこかの素敵なお店で買い物がしたいのです。だからと言って迷う必要はないでしょう。

 

 友人達と集合場所で落ち合う約束をし、私は教会の横のタワーの入り口でチケットを買い登って行きました。教会の中は無料ですが、この塔に登るのは有料です。

 

 また、その塔に登るのは、すれ違うことの出来ない狭い通路を通ったり(私以上のメタボの人はきっと禁止ですよ)、急な階段を登ったり、いつもだったらキャーキャー言いながら登りそうなものですが、一人でそれをやっていたら、危ない人に見えてしまうのでしっかりとさっさと登ります。

 

 誰ですか? ●●と煙は高い所に昇りたがるなんて思った人は・・・

だけど、見て。
ライの街が、そして、その先の丘や川や海が・・・・

 

 

  

 

 

  

 

 

  

 

 

  

 

こっちは正面。下にいる人たちは一番上の写真のパン屋さんのお店の前で、この教会を見上げている人たち。

 

  

 

 

  

 

  なんとなく一回りしてみました。

イギリスくんだりまで来て、バスパックツアーの慌しさです。この後、私はかなりの距離をもの凄い早足で歩き、集合場所まで帰ったのです。

でも、この塔の上で私はちょっと冷たいけれど息切らして登ってきた者には気持ちの良いイギリスの風を頬に感じていました。

 

 アア、爽快。

この風景とともに、私はその風の心地良い冷たさをいつまでも覚えていようと思ったのでした。

 

 7日の観光は終わり、私たちツアーはロンドンのホテルに戻りました。でも、その日はこれでは終わらない・・・・  

 

 

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相棒「新・Wの悲喜劇」

2008-03-06 08:32:50 | ドラマ(相棒)
 どうでもいいけれど薫ちゃんのマンションって、殺人があったり殺人未遂があったりで、恐ろしい所ですね。これじゃ、売る時大暴落じゃないとか思ってしまったのですが、賃貸だったかしら?

 今回はコメディ調で、最初から笑ってみていました。だって、白鳥寿々美が夫に殺意を抱く時の音楽って、ホラー映画の効果音みたいでしたね。あれは、映画「サイコ」の殺人シーンの音楽でしたっけ?


 最初はすっかり騙されて、寿々美が夫殺しを実行する日が、下のうちに右京さんたちが来ている日だなんて、なんてついていない女だなんて思ってしまいました。(そうでなきゃ、ドラマは始まらないけれど。)
だけれど、その殺し方がえぐい。
ドライアイスで二酸化炭素中毒を起こさせ、釜茹でですよ。
「ちょっとーー、これじゃ、包丁でサクッとの方がいいよね。ああ、おそろしい。」と震えていましたら、ジローッとだんなの視線を感じてしまいました。イヤイヤ、別にどっちがいいと聞いたわけではないですからね、一応。


 その後はいつもどおりの展開で、冴えている右京さんたちの推理で事件は一挙に解決です。で、その時思わず時計を見てしまった私たち。たぶん「相棒」見ていた人の半数以上は、この時時計を見たと推理した私ですが、いかがでしょうか。

 「これって、妄想の続き、もしくは夢なんじゃ。」とだんなが言いました。そんな展開今までなかったですよね。でも、すっかり忘れていた冒頭のチラッと見えたシーン・・・その時「W」の意味が分かった私です。
やっぱり、それは寿々美の見た夢でした。

私は、なぜかホッとしました。人の良さそうな夫が釜茹でにならなくて良かったなと言う思いと、彼女のような普通のおばちゃんキャラが(失礼!)殺人者にならなくて良かったというのが本音です。

でも、9時2分に鳴ったチャイムにはドキドキしました。たとえ思っていた通りの展開でも、どうなるかの結末までは分からないわけですから。

運よく暴漢に襲われている時に右京さんたちがやってきたりして、右京さんの推理で本当の事件の方も一挙に解決です。なんでこの日だったんだという、ついていない男は夫でしたね。でも、徳井優さんは「ついていない男」が似合ってしまいます。あまり悲劇にも感じません。正当防衛だと訴えていましたが、それが真実である事は視聴者しかわからないことですよね。・・・それと、右京さんにしか。




場所が変わっても、レギュラー陣は元気でした
イタミンの「特命係の亀山~。早く言いたくてうずうずしていたんだ~。」。

妻の殺意を感じていたと言う夫の話に、結婚していた時、いつも背中に殺意を感じていたと言う米沢さん、サミシー。

今回は美和子スペシャルは出てこなくて、とっても美味しそうな「たまきスペシャル」。でも、なんとなく物足りないのはなんでだろう・・? 


誰も死ななくて良かったです。面白かったですね。
映画のチケットプレゼント、申し込みました。当たりますように。
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ドーバー

2008-03-04 00:15:57 | イギリス旅行記

  楽しかったカンタベリーを後にして、バスの中でうつらうつらとしていましたら、友人が呼んだような気がして目を開けてみると、目の前にドーバー城がバーンと佇んでいました。素晴らしく美しいお城でしたが、写真を撮るのは間に合いません。目に焼き付けて、ドーバーの海岸までやって来ました。

 この向こうには大陸があるのですよね。

 

   

 このドーバーでは、特に言うこともなく久しぶりの海を楽しみました。しかしイギリスは、すべてが石の国ですね。砂浜と言うのではなく赤い石の浜なんですよ。

 

       こんな石の浜です。

 

 一番上のドーバー城は下の写真から切り取ったものだったのです。下の写真は、そのドーバーの岸辺から見上げたものです。

 

  

   


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篤姫「篤姫誕生」

2008-03-03 00:39:00 | ドラマ (大河)
 幾島の姫様教育が始まりました。
とにかく幾島の「キェー」に嵌りました。松坂慶子さんは昔と比べたらふっくらして貫禄充分ですが、やっぱり美しくて魅力ある人ですね。

 幾島於一は、対決にすらなりませんでした。器が違いました。ふくよかな白鳥と黒いガーガーアヒルでは勝負になんかなりませんね。

こんなじゃじゃ馬を養女にするには、もう縁組が決まっているに違いないと幾島は推理して斉彬に聞きますが、彼女の勘はズバリ当たっていました。ただ、まだ告げることが出来ない斉彬は誤魔化していましたが、恐るべし幾島です。

 お国入りした斉彬に篤子と言う名前を貰った於一、篤姫誕生というわけです。これで、パソコンで打ちづらかった「オカツ」ともお別れです。やれやれ。

 
 名前が変わったことを知った両親、特に於一(おっと、まだだった)の名前を名付けた父の心情は、かなり辛く寂しいものがありました。誕生の時に植えた木とのエピソードを語り、どんなに名前が変わってもその時の於一は、私たちの於一だ。そんな父の言葉に頷く尚五郎。どんなに遠くに行ってしまい住む世界が変わろうとも、思い出の中の彼女は自分だけのもの・・・
そんな感じかもしれません。
簡単には吹っ切れる感情ではありませんね。


 ところで篤姫は今回かなりバタバタ、ガーガー鳴いていたので、そうは見えませんでしたが、やはり聡明さを垣間見せていましたよね。船に対しての考え方などがそうなんですが、みんな聡明で賢そうな中で、兄ちゃんだけが小物ぶりを発揮です。今和泉島津家に明るい未来はあるのでしょうか。


 半端に愚かな人はその通りに見えてしまうのに、半端でない人は装っているに違いないと思ってしまうのはなぜなのでしょう。
後の家定が亡くなった12代将軍家慶のネジを巻け、土砂降りの雨の中で花たちに水をやっている様子は、笑うシーンではありませんが、ちょっと笑ってしまった私です。

なんだか家定シーンが楽しみになってきました。

鶴丸城にあがって、第二ステージになったとたんに展開が速いような感じです。

 



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Adventures 3 <タクシー>

2008-03-02 00:46:21 | イギリス旅行記

 私が友人に、イギリスではタクシーに乗ったことが冒険だったと言うと、不思議そうな顔をされたりしました。

  「どうしてよ。行き先ぐらいは言えるでしょう。」

 そりゃあ、言えますよ。
でもね、私には行き先が言えればタクシーの90%をクリアしているとは思えないのですよ。  それは「トラウマ・タクシー」の中でも書きましたが、外国のタクシーに対して怖いと思ってしまうトラウマがある。また、何かアクシデントが起きた場合、それに対応できる語学力がまるっきりない。そして、タクシーに乗った理由が行き当たりばったりのメチャクチャな思いつきで、アクシデントに合う確立が高かったとなれば、やっぱりそれは冒険だったと言えると思います。

 

 今回の旅行で、私がイギリスに行く素敵な相棒を得ることが出来たのは、その彼女にもイギリスに来てみたい理由があったのです。彼女の子供は、このカンタベリーに在る大学に留学中でした。イギリスにいる子供の様子を垣間見てみたかったのだと思います。でも、カンタベリーに行ったのは月曜日、子供は学校を抜け出して会いに来てくれる事なんかありませんでした。なんたって小学生からずっと皆勤賞の青年です。頼みもしないのにやって来た親に、授業を休んで会いに来るなんてことはあり得ない事なのでした。偉いですよね。

 

 ありえない事と言えば、もともと留学中の子供に会いに行くと言うのも「時代」と言うものかも知れませんね。でも、親としてはどんな街どんな環境の所に行ったのか興味があるのは、よく分かることでした。

 

 

 ですが、ツアー参加で行った私たちには自由がありません。今頃になって思い返すと、もう少し旅慣れていれば、違うやり方もあったのかもしれません。でも、そういう知識もない私たちだったのですよ。

 

 カンタベリーに着いたとき、彼女がガイドの女性にここからその大学へはどのくらいなのかと聞きました。ガイドの女性は
「とっても近いんですよ。そうねえ、自転車で15分くらいかしら。」

自転車で15分・・・・
こういう時、人は「近い」を強調したくて少し短めに言うのだと思います。そうするとだいたい20分から30分。ならば、車で15分。(少し長め)
私はその時は口には出しませんでしたが、ふと、そこに行かせてあげたいと思ってしまいました。

留学している子供の学校を見ることは、誰でも出来ることではありませんが、ただ見るだけであっても嬉しい事だと思います。

でも、なんとなく友人と言葉が噛み合いません。たぶん二人とも迷っていたのだと思います。ツアーと言う団体行動な訳ですし、私には勇気が足りず、彼女には遠慮があったのかもしれません。

 

 私たちはカンタベリー大聖堂を見学したり、写真を撮ったりお土産を買ったりしました。前の記事にも書きましたが、カンタベリーはとっても賑やかな町です。日本で言ったら門前町の賑わいといった所ではないでしょうか。カンタベリー大聖堂を見た後は、みんなはその賑やかな街をぶらついたりするのだと思います。

時計を見たら、まだ集合時間まで50分ありました。

そこで、先程の計算が頭をもたげてきました。
車で往復30分、10分の余裕、5分の見学・・・・

「行ってみますか~?」
街を見学するぐらいなら、いっそチャレンジしてみるかと言う気持ちになってきました。

―アア、でも大丈夫かな。

言っているそばから心の声もこぼれてしまいます。

「じゃあ、ガイドさん探す?」と友人が言いました。その瞬間腹が決まりました。だって、それは絶対に無理な選択です。時間切れ、行こうと思った気持ちは泡になってしまうと思いました。

「平気!きっと何とかなる。」得意の根拠のない「大丈夫宣言」です。

 

その後、5分でタクシー乗り場までダッシュです。しかもそのタクシー乗り場を探すのも勘ですよ。なんてメチャクチャな私たち。

 

 本当はここからが私にとっての大冒険です。でも、冷静に考えてみると(後からならいくらでも冷静になれますが)言いたい事はこれだけなんですよね。

―私たちは●●大学に行きたい。でも、15分で行く事が出来ますか。11時15分までに帰ってくることが出来ますか。

 

簡単じゃないですか。
Let’s 英作文タイム!!

      

 We want to go to the ** university. However, can you go in 15 minutes?Can you come back by 11:15?

 

 でも、私は焦ってしまうと冠詞と前置詞がいい加減な人なので、たぶん「in」はすっ飛ばし、「by」でいいものを「until」を使ってしまうし、
「however」なんて思いだしもしないで、「しかし、だけど」はみんな
「but」・・
でも、通じたからなんでもいいのさ。

 

 ところが意外と渋滞。イギリスはロンドンに近くなればなるほど渋滞が多いですが、この街も結構ドキドキでした。

その時私と友人が暗い顔して考えていた事・・・・

私・・・・・「ごめんなさい~!時間切れデース。ユーターンして下さ~い。」をとりあえず英語で運転手さんに言っている図。
友人・・・・「ごめんなさーい!申し訳ありません。すみません。」とツアーのメンバーに土下座している図。

 

 だけどそんな二人の心配をよそに、突然その大学にはたどり着きました。良かった~!!

運転手さんに待っていてと伝えましたら、降りて来て写真をバチバチ撮ってくれました。

「見た~!?感じた~!?O.K~!?」

と言うノリでダッシュで帰ってきました。

 

そうして集合時間前には私たちは澄ました顔をして、何事もなかったかのように立っていました。

 

 レベル高き者達には、階段を普通に下りるが如き普通の出来事でも、レベル低きものには、蛙がぶなの梢ををジャンプするが如きで、違う風景を見る楽しさがあったというお話でした。

 

 

 

 

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