フウラン （１）

　フウランは茨城南部以西に自生し、樹幹や岩壁に着生する小型のランです。
　
　自生地では激減しているようですが、江戸時代からの古典園芸
植物として、多くの品種が登録されて「富貴蘭」と呼ばれています。
　
ミズゴケ植えで、軒下の棚や木陰に下げておき、冬は無加温の納
屋で使わなくなった大型水槽の中に入れて水はやりません。
　
　7月中旬から8月初めにかけて開花しました。
左が覆輪葉の「東出都」です。
下左は「立大鵬」というラベルがついていたのですが、間違いでした。
距がまっすぐ長く伸びる花で覆輪葉ですが、名称不明です。
右は「桃源」で、桃色花です。