Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ツユクサ

2013-10-01 | 園芸(2013年までの動植物)

 ツユクサ(露草)は、日本全土に分布する1年草で、早朝に咲いた花は午後には萎
みます。 朝露を連想させるからとも、古くはツキクサ(月草、着草)と呼ばれ、転じて
ツユクサになったともいわれます。
 
毎年、自然実生で生えたものを除草の際に何箇所か残し、8月から10月にかけて咲
き続けます。 茎が地面を這って群落を作ります。
 
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3枚の花弁の内、2枚が美しい青 で、下の1枚は小さく無色で目立ちません。
花の青い色素は着いても簡単に退色するので、染物の下絵を描くときに使われ(変種
のオオボウシバナを利用)ます。
雌しべが1本、雄しべが6本 ありますが、右2枚には雌しべが見当たりません。
花弁とシベの形や配置が、いろんなものを連想させて、見飽きることがありません。
 
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1つのガクから同時に2つの花が咲く時もあります。
長く伸びた雌しべと並んで、長く伸びた雄しべが花粉をたくさん着けて受粉します。
上3本と中間にある1本の雄しべは、昆虫を呼ぶためのものでしょうか。
右2枚は長いシベを巻き始めました。 午後には花弁も縮めてガクの中に納め、種子
を作ります。
 
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コメント
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