ツユクサ(露草)は、日本全土に分布する1年草で、早朝に咲いた花は午後には萎
みます。 朝露を連想させるからとも、古くはツキクサ(月草、着草)と呼ばれ、転じて
ツユクサになったともいわれます。
毎年、自然実生で生えたものを除草の際に何箇所か残し、8月から10月にかけて咲
き続けます。 茎が地面を這って群落を作ります。
3枚の花弁の内、2枚が美しい青 で、下の1枚は小さく無色で目立ちません。
花の青い色素は着いても簡単に退色するので、染物の下絵を描くときに使われ(変種
のオオボウシバナを利用)ます。
雌しべが1本、雄しべが6本 ありますが、右2枚には雌しべが見当たりません。
花弁とシベの形や配置が、いろんなものを連想させて、見飽きることがありません。
1つのガクから同時に2つの花が咲く時もあります。
長く伸びた雌しべと並んで、長く伸びた雄しべが花粉をたくさん着けて受粉します。
上3本と中間にある1本の雄しべは、昆虫を呼ぶためのものでしょうか。
右2枚は長いシベを巻き始めました。 午後には花弁も縮めてガクの中に納め、種子
を作ります。
プロフィール
-
- 自己紹介
- 庭で花木や果樹を育て、山野草などの鉢植栽培と家庭菜園を楽しんでいます。ウォーキングで健康維持を心がけています。
アクセス状況
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 1,093 | PV | |
訪問者 | 496 | IP | |
トータル | |||
閲覧 | 6,275,984 | PV | |
訪問者 | 1,910,764 | IP | |
ランキング | |||
日別 | 587 | 位 | |
週別 | 415 | 位 |
ブックマーク
- PET & GREEN
- kobakatuのホームページです
最新コメント
- 健太郎/庭のナンテン(1)初夏の白花
- mimoza/鉢植えの「ヤマラッキョウ」(2)白花種
- イイデスネ/鉢植えの「クランベリー」(2)秋の実成と収穫
- スゴイデスネ/鉢植えの「クランベリー」 花と果実
- maria/秋の七草(3) 「オミナエシ」