種の出来ない「平核無柿」は、「越後七不思議」に次いで珍しいという意味で「八珍柿」
(はっちんかき)と名付けられました。
原木は新潟市秋葉区にあり、佐渡で産地化したのが「おけさ柿」(JAの商標)で、渋柿
ですが、焼酎にさわして渋抜きしたものはとろけるような甘さです。
空き地に、苗木を1本植えました。 隣家の屋根雪下ろしで枝折れしたので、防虫網を
巻いて雪囲いをし、昨秋に10個の果実を初収穫できました。
左から、白黄色の花弁が散った6月初めの幼果、 9月下旬の緑果、摘果せずに自然
に任せました。 色付き始めた10月中旬、 右端は収穫直前の11月上旬です。
11月9日、10個の柿実を収穫し、皮をむいて干し柿作り初体験です。
ハンガーに吊るして、翌日から屋外の廂下に置き、雨天時は玄関内に取り込みました。
2枚目は11月27日で、乾燥して日増しに小さく軽くなってきます。
3枚目が12月15日試食、干し柿独特の甘さと食感で、大成功!
残りは冷凍保存し、4枚目は自然解凍して食す前に撮りました。 味が一層濃厚に
なったように感じました。 料理にも使えそうです。
( 親鸞聖人の流刑地で浄土真宗が盛んな新潟県で、動植物の珍種7種を親鸞の起こ
した奇蹟として伝えたものに「越後七不思議」があります。)