Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

サネカズラの花と実

2014-12-19 | 実物樹木

 サネカズラ(実葛)は、マツブサ科の常緑つる性木本で、昔、樹液を整髪料に使っ
たことから「美男カズラ」の別名があります。
関東以西に自生する暖地性の樹木なので、長岡では雪下で殆ど落葉します。
 
雌雄異花で、丸い蕾から開花すると、クリーム色花弁の中心にある小球が緑色の
雌しべと、紅色の雄しべに分れます。 開花は遅く8月末から9月にかけてでした。
 
   
 
雌花は成長して赤い果実を作ります。
 
    
 
11月上旬の実生り姿です。 斑入り葉種なのですが緑葉枝もあり、隣からアケビの
侵入もあって薮状態です。 まだ緑色の果実もあります。
 
 
  
赤熟した11月末の実生り状態、12月に入ると間も無く雪に覆われ、
 
 
 
熟果は鳥に食される間も無く、異常な寒冷大雪に埋没しました。 
 
 
 
 雪に埋もれたツルを掘り起こして、竹支柱で支えられたサネカズラと果実(12月18日)。

 
   
  

コメント
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