ミノムシ(蓑虫)は
ミノガ科の蛾(オオミノガ、チャミノガ)の幼虫を指します。
(幼虫が作る巣が蓑(ミノ、藁で作った雨具)に形が似ているため)
庭木・果樹など、広く植物を食害する害虫です。
山里で育った子供の頃、よく見たミノムシ、
昨秋、外玄関に置いた鉢植えにミノムシが・・・!
9月初め、「江戸絞り萩」の鉢の下に虫の糞が・・・?
上の枝にミノムシが、ぶら下がっていました。
萩の枯葉や枯れ枝に粘性の糸を絡めて、
袋状の巣を作り、枝にぶら下がり、
上部の穴から、頭部と手足を出して、葉を食べています。
ミノムシが吐く粘性糸は丈夫で、ハサミで切り開いてみました。
体長30~40mmのオオミノガが入っていました。
寄生するヤドリバエが、中国から日本に侵入し、
オオミノガは絶滅危惧種となったそうです。
大型の庭萩の枝に移しましたが、消えてしまいました。
9月中旬、池脇の枝垂れモミジにも、
11月初め、自宅北側のブルーベリーにも、釣り下がっていました。
2月上旬、枝に固定した蓑が強風と雪にさらされても、
蓑をシェルターとして越冬します。
3月上旬の様子です。
春に蛹から成虫(蛾)になって外に出るのはオスだけで、
メスは巣の中にとどまって、上の穴から頭だけ出して、
フェロモンでオスを呼び、夜に交尾します。
その後オスは死に、メスは蓑の中で1000~3000個もの
卵を産み、その卵が孵化する20日前後に、
蓑の下の穴から出て、地上に落下して死ぬそうです。
孵化した幼虫は蓑下の穴から外に出て、
糸を垂らして、風に乗って飛散するようです。
この蓑の中にいるのは♂でしょうか♀でしょうか?
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