Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

渋柿「八珍」(1)~開花から収穫まで

2018-12-26 | 果樹

八珍柿」(はっちんがき)は、種の出来ない渋柿で、
「平核無柿」(ひらたねなしがき)のことです。
 
動植物の珍種を、親鸞聖人の起こした奇瑞として伝えた
「越後七不思議」の次に珍しいとして名付けられました。
 
原木は新潟市秋葉区にあり、巨木は県指定の天然記念物です。
佐渡で産地化し「おけさ柿」として商品化されました。
 
5月下旬に、蕾から開花しました。
 

 

 
9月下旬の緑果、樹は隣に植えた富有柿より大きいのに、
一部の枝にしか実が着かず、枝の伸びが顕著です。 
 

 

 
10月上旬、少し黄色味を帯びてきました。 
 

 
10月下旬、黄色く色付きました。 
 

 

 
一部の柿が、赤く柔らかくなって熟してきましたが、
すれ傷などがあるものです。 
 

 

 
中に無傷で、鳥も突いてない熟果があったので、食してみると、
甘く、とろけるような独特の食感で、美味しいものでした。 
 

 
この段階で、色付きの良いものを21個収穫し、
干し柿にしました。(
10月22日 )
 

 
(2)に続く、


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1 コメント

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平核無柿 (流れ星)
2018-12-27 09:04:54
初めまして

店頭に並んでいるこの柿・・妙に気になっていました。新潟に自生があるのですねえ。
起源がわかって嬉しいです。
大きいので干し柿にして美味しいでしょうね。
親鸞聖人が・・というところにも新潟らしさを感じました。こちらだったら空海です。
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