Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭の「アオキ」(1)春の花と赤い実

2023-02-20 | 実物樹木

アオキ」(青木)はアオキ科(またはミズキ科)の常緑低木で、
青々とした葉と、赤い果実が特徴です。
日本原産で、北海道南部から沖縄に分布します。
(北海道と本州北部日本海側は、変種のヒメアオキが分布)
 
庭に鳥が運んで来たと思われる種子から、芽生えたアオキです。
自宅北側の塀際で、ブルーベリーの樹の脇に芽生えました。
殆ど日陰になる場所ですが、樹高120cm程に育ちました。
 
雌雄異株なので、雄株なら伐採したのですが、雌株でした。
春に赤い実を着けながら、雌花を開花させました。
 

 
 
前年、果実が赤熟するとヒヨドリが食べ食べ尽したので、
3月末、防鳥網を掛けました。 
 

 
4月上旬、緑の葉や茎の中に赤い実がきれいです。 
 

 
実の付いてない枝先には花蕾が育っていました。 
 

 
4月中旬、開花しました。 褐色を帯びた紫色の4弁花です。
枝先に小花を穂のようにまとめて着け、
雌花は雌しべ(花柱)が1個だけです。
(雄花は4個の雄しべを着け、果房は大きいが実は着きません)
 

 

 
4月下旬、
 

 
花弁が萎れて、花の終盤です。 
この後、赤い実は鳥に食されました。
 

 
7月上旬、細長い緑の果実が着いています。
庭のアオキは1本だけで、雄花がありません。
他所にある雄木の花粉を、虫が運んでくるのでしょうか、 
 

 
秋に肥大した緑果は、ブルーベリーと一緒に冬囲いされ、
雪に囲まれた中で、まだ緑色です。
果実の赤熟するまでの変化は(2)で、


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