マンリョウ(万両)は、葉の下に大きな実を沢山つける常緑小低木で、ヤブコウジ科の王者とも言える存在です。
古典園芸植物 の1つで、江戸時代に多くの品種が作られました。
上右は、近所の保育園が実生で育てたペットボトル植えの小苗を、園児達から頂いたものです。実を付け出したので鉢に植え替え、年々樹高が高くなって実も多く着くようになりました。
白花が8月初めに開き、秋に実が赤く熟します。
下は園芸品種で、左2枚は斑入りで葉が波打つ恵比寿の花と実ですが、栄養不足のためか実が小さめで、まだ赤熟に至っていません。
3枚目が、斑入りで縮れ葉の千鳥です。
4枚目は、斑入り葉で大きな白実の白鵬で、なぜか樹高が低いままです。
名の通りめでたい縁起物として、古くから正月飾りに使われてきたものを、万両、千両、百両、十両、と見てきました。ちなみに最後の1両は、アカネ科のアリドウシ という枝に棘を持つ常緑小低木ですが、私は栽培していません。
センリョウ科のセンリョウは、ヤブコウジ科と違って、葉の上に実をつけます。
正月用生花の材料として切り枝で店頭に並びます。
上写真は、自宅で生花として花瓶に飾った後、赤い種子を取り蒔きして実生から育った鉢植えです。
7月に咲いた黄緑色花は、花被の無い変わった花形をしています。
右2枚は、昨年末の青空をバックに撮ったものですが、正月の縁起物として以上に、葉と実のコントラストが美しく魅力的です。
変種として、黄色い実のなるキミノセンリョウがあります。
左の花と実は、鉢植えを購入して鉢増ししてきましたが、葉色も少し薄いようです。
常緑小低木ですが、樹木という感じはしません。
太陽の直射を避けて、家の北側軒下で栽培管理しています。
明けまして
おめでとうございます。
大晦日から元旦は大荒れでし
たが、その割りに積雪は少なく、
今日2日は穏やかな正月となり
ました。
上3枚は、正月を迎えた玄関の前と内です。
下段は、実物植物で美しい実が長く持ち、めでたい別名が与えられている常緑小低木のうち、
十両 ともいわれるヤブコウジ と、百両 ともいわれるカラタチバナの花と実です。
ヤブコウジには斑入りの園芸品種が多くありますが、我が家では花が咲いても実りません。
3枚目が日の出という斑入り品種の花です。
カラタチバナは、紅白の寄せ植えで葉とのバランスも良く、お気に入りの1つです。
(6年間使ったパソコンが反応が鈍くなって超不調、慌てて新しいパソコンに移行中で、
難儀しています。 ブログデザインも変更したので、以前のものが見にくいかと思います。)