原種シクラメン ヘデリフォリウム

　原種シクラメンは地中海周辺などに分布し２０種余り在るそうですが、秋咲きの代表
種が「ヘデリフォリウム」です。
３０年ほど前に小さな球根を入手したものが、９号鉢一杯の巨大球根となりました。
　
球根の上に少し用土を被せて植えてあり、休眠期にネジバナの
種が飛び込んで実生がビ ッシリと育ってしまいました。
上写真が昨年の開花状態で緑の葉はネジバナです。
　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　夏の休眠期には、ネジバナの花 が競う鉢となって（左写真）いま
した。　花芽が出始めた９月に急遽植え替えました。
　
ネジバナを全て抜き 取りましたが、球根の一部が腐っていたの
で、腐敗部分を取り除いて殺菌消毒し、変形した球根を植え込
みました。
今年の開花 （下３枚）は遅れて、花と葉が同時に展開しています。
　　

大文字草 実生白花１

　紅花や八重咲きなどの園芸品種が無かった頃は、産地別や葉の形や色でカニ葉・
裏紅、花茎の色で青軸・赤軸などと呼び分けて育てました。
　
それらが自然実生で代替わりした、原種系の白花大文字草 です。
４鉢の草姿と花のアップです。　猛暑で葉が焼け消えても、しっかり花をつけた小鉢植
えの大文字草もあります。
　　　
　
　
　
　
　
　
　

吉祥草

　吉祥草（キチジョウソウ）は、関東以西に自生するユリ科の常緑
多年草です。
左は、１１月２１日の開花姿です。ポット苗を５号菊鉢に植えつけ
て１年で、鉢一杯に増殖して開花しました。
　
１０cm程の濃赤紫の花茎を５本上げ、白い１cmほどの小花を穂状
に咲かせました。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
上の４枚は、開花に気づいた１１月５日で、下方の蕾が開き始めました。
下は１１月１３日、ほぼ満開の状態です。　この後赤い実が生るそうです。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
我が家は今年二人目の孫も生まれて、まさに吉祥の年となりました。

茶の花

　葉を飲用の「お茶」に加工する茶の木は、中国南部原産とされる常緑低木です。
椿に似た花がきれいなので鉢植えにしています。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
３ｃｍほどの小花は、下向きに咲き、小さな白い花弁と密生する黄色い雄しべが目立
ち、愛らしい花姿です。　品種は「ヤブキタ 」だったと思います。
花後に種子が稔らないようにに取り除いているのですが、昨年の取り残しが花と同時
に硬熟して外皮が割れ、３個の内１個の種子が落ちました。
　

小さなバラたち

　鉢植えで、葉も花も小型のバラです。　
　
左は６月に咲いた「テリハノイバラ」、３号の小鉢です。　
右が５月に咲いた「黄モッコウバラ」です。　この２種以外は四季咲き性です。　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　上左が小型スタンダード仕立ての「桜貝」です。
　右は、散歩途中で一枝いただき挿し木した、名称不明 で一重
　ツル性のバラです。
　
　下は、ホームセンターで入手した、小鉢植えのミニバラ３種 です。