自宅の北側、ブロック塀沿いにアケビを植えています。 ツルが伸びて薮状になって
しまうのですが、実が吊り下がった姿を見ると、秋の風情を感じます。
共に鉢植えであった、大きい葉の三つ葉アケビと、小さい葉の五葉アケビの2種です。
五葉アケビは「白アケビ」の名称で通販で入手したもので、実生りは僅かです。
5月始めのクリーム色の花、9月初めの緑の果実、10月20日頃に色が変わりはじめ、
10月25日には果皮がクリーム色 になって割れました。
次の三つ葉アケビは、実家の魚沼や長岡の東山に自生するものと同じです。
4月末の花は黒紫色で、上に雌しべ、下に雄しべを付けています。
夏には蛾の1種アケビコノハの幼虫が葉を食害し、その色形に
は一瞬ギョッとします。 9月末の果実はまだ緑色のままです。
10月20日果皮の色が変わり始め、11月上旬には紫色 になって果皮が割れ、中か
ら白い果肉に包まれた種子の集合体が見えます。
鳥に食われたり落果も増えてきたので、11月13日に全部収穫しました。
果肉部の甘い味を確認し、果皮の一部を食しました。 右端は肉詰めにしたものです。
日本の山野に自生する自然薯(ジネンジョ)の短形種です。
地下に出来る芋(塊根)が短いので普通に畑栽培できます。 ホームセンターで買った
種芋を6本、空き地畑に植え付けたのが4月19日でした。
芽出しの頃の写真が無くて、1枚目6月中旬、支柱に沿ってツルが伸び上がりました。
2~4枚目は10月中旬で、たくさん付いたムカゴです。花は咲かなかったようです。
落ちたムカゴを拾い集め、ムカゴご飯にしたり味噌汁の具にも利用します。
右端は挽肉と一緒に炒めてみました。
11月13日、つる葉が枯れたので、支柱をはずし、イモを掘り出しました。
大きさに差がありますが5本の肥大した自然薯芋が収穫されました。
粘りの強いトロロや酢の物の他、煮てもホクホクした独特の味わいがあります。