中型のタテハチョウの仲間で、アカタテハとキタテハです。
「アカタテハ」は白・黒・赤(茶)の対比が美しいチョウです。
9月中旬、菜園周りに植えてあるニラ の花盛りに訪れました。
敏捷に動き回って、ジッとしていることが無く、すぐに飛び去ってしまいます。
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「キタテハ」は、よく庭に来るチョウで、あまり私やカメラを怖がることが無いようです。
10月初め、リンゴ の果実に止まって陽を浴びています。
10月末、孔雀アスター の残り花にやって来ました。
翅の縁が深い切れ込みで、成虫で越冬するようです。
この仲間では、ヒメアカタテハやルリタテハも飛来しますが、写真は撮れていません。
別名「一両」とされるのが、アカネ科の常緑低木「アリドオシ」です。
「千両・万両有り通し 」と称して正月の縁起物とされています。
どんな植物かと苗木を求めて鉢植にしましたが、夏場に当たった僅かな陽射しで、
葉枯れ枝枯れを起こしました。 (薄暗い林下に自生している植物)
樹高30cmですが、まだ春の白花も、秋から冬の赤い実も見ていません。
対生する葉腋に、アリ(蟻)でも刺し貫くような長い棘が垂直に伸びています。
今年は花が咲くのでしょうか?
昨シーズン中、庭を訪れたチョウの内、大型の「 アゲハチョウ」(ナミアゲハ)です。
上は5月半ば、ユリの葉で休むアゲハチョウ、
下は6月上旬、ツツジの木の下でムシトリスミレの蜜を頂き・・・。
次は親チョウの写真は撮れていませんが、キアゲハの幼虫がアシタバの花を食べ
尽くしています。 この後どこに移動して蛹になるのか? 蛹が見当たりません。