「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

宇佐美の夏の子どもたち

2007-08-05 20:51:51 | 教育
恒例の自然と触れ合おう わんぱくKIDS。
主催:フレンドシップキャンプ
後援:東京青年会議所、中央区教育委員会
医療協力に、宇佐美に行ってきました。

子どもたち、元気にやってました。

本日8/5、晴天。海辺活動の日。

不幸にも、鮫が宇佐美の湾に出現。
足首ほどの深さでも、
足をつけることを宇佐美海岸管理所により、
禁止された状況で、
砂浜遊びと磯遊び。

子ども達は、良くそのルールを守り、
悪ふざけで、水に入る子は、全然いなかった。
他のグループの大人が、
深くまで入っていて、放送で注意される始末。
子ども達は、よく工夫するもので、
そんな状況でも楽しく元気に遊んでいた。

午後になり、鮫を探していた
漁船が、鮫を追い詰める。
鮫ともりをもった人間との格闘を
遠く浜辺から眺めることが出来た。
ついに、鮫をしとめる。
結構大きな鮫である。
小型ボート程度はあるであろう。
なかなか見れない光景をみて、
子どもたちも満足だったのでは。

写真は、鮫を追い詰めつつある漁師と
浜から見るわんぱくKIDS。

*補足
8/6の新聞各紙朝刊で、捕らえられた鮫に関する報道あり。
「静岡県伊東市の宇佐美海水浴場の沖合約20メートルで、体長約3.5メートルのシュモクザメが捕獲。4日午前から付近で目撃情報があり、地元の漁船11隻で4日から捕獲作業を開始していた。」



大きな怪我なく、
あっても岩での小さな切創、
熱中症まではいかないが、
ほんの軽い脱水からくる倦怠感の子が
いたぐらい。ゆっくり休んで、
水分とって、元気に復活。

昨日8/4出発して、
一泊したところ。
親元離れ、ホームシックぎみになる子も
当然出てくる。
その寂しさと、初めてであった友達との、
コミュニケーションを取ること。
いつもなら、残すトマトやキャベツも、
がんばってたべたり。
子どもたちをみる
大学生と大人たちの優しいまなざしのもと、
子ども達は、宇佐美学園で流れる、
すべての時間が、ひとつひとつ
貴重な経験となっていると思う。

昨年来ていて、今年も来た、
子どもには、一つ年を取った分、
落ち着きが出てきて、
成長ぶりを感じさせる子もいた。

4泊5日の長丁場。
今日の2泊目を越えると、
環境やグループになれることが出来、
もっともっと楽しさが
倍加していくことだと思う。

中央区内では絶対味わえない自然。
家族旅行では、絶対味わえない
他の小学校との交流や、
違う学年との交流や、
大学生や大人との交流。

素敵な夏の思い出が、
きっとつくれることでしょう。

もし、体が二つあるのなら、
一つを宇佐美に置いてきたかった。
夜、宇佐美を後にし、
夜間小児救急当番に出動す。



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新しい日本の政治

2007-08-05 05:23:39 | シチズンシップ教育
政治の勉強会で、
ある政令指定都市の議員さんと、
出会う機会がありました。

人口約20万人(有権者約9割)の区の中で、
代表(7人)を決めて、
区を総括する市の代表(約70人)になるそうです。


1万票ないと当選できないといい、
ご自身も、1万1000近くの得票。

私よりも全然、若い人。
当然その市議会の中でも最年少。
初挑戦で、みごと当選。
地盤看板カバンなし。
おまけに、
結構選挙直前に決めて、当選。
朝も早くから街頭に立ち、
スピーチをされている。

その熱心さとともに、
強運の持ち主でもある。
余談、外国で国際便に出発時刻10分前に
飛行場について、乗っている。


広報紙も作成し、ポスティングなり、
郵送をしている。
これが、非常にお金がかかるらしい。

事務所を借り、人を雇って切り盛りする。

今は、全国を飛び回り、
視察の最中。
ある県では、視察とともに、
高齢者施設で、紙芝居に挑戦するという。
ただ、読めばよいのが紙芝居ではないらしい。

明日も7箇所、地元で回るところがあるらしい。

若い人で、就職氷河期を経験した
今の25歳~35歳の
ロストジェネレーション(朝日新聞で言う)。
ご自身も、就職には苦労なされたそうである。

その人にご無礼を承知で書かせていただくなら、
ご本人を前にして、
なにも知らない人は、政治家だとは、
当てることはできないようなひと。
だから、逆に応援したくなるひと。
かつ、この方にすっごいパワーを感じた。
若者達の意識改革、特に政治への意識改革を
してくれるのではないだろうか。
それをしたいとご自身も言っておられた。
その政令指定都市に、
新しい風を吹き込んでくれるのではないかと、
感じる。
私は、その都市にいったことはない。
憧れの街ではあった。
高校時代の親友もその地に行きたいと
よく言っていたものだから、なおさら。
いつか行ってみたいし、
今後注目していきたい。


今回の参議院選挙でもそうだけど、
なんらかの新しい流れが、
あるのを感じる。
そういう新しい流れを
つくっていく一人であると思う。

よい刺激をいただきました。
私も明日への糧にしたいと思います。

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