「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【日記】汗・・・

2007-08-24 17:09:11 | 医療
本日8/24、急にフジテレビさんからの依頼で、
『めざましどようび』の取材が入った。

前回に引き続き、
テーマは『熱中症』

前回は、炎天下で、問題を解き、
暑さによりどれだけ、思考能力が落ちるかの実験。

今回は、体育館の中で、運動。
運動負荷に伴い発汗量がどう変わるかの実験。
実験を受ける人の体調管理と、
実験データへのコメントするという役であった。


発汗量は、『skinos』と言う器械であり、
感知器を皮膚に当てると、
発汗量が分かると言う優れもの。

高齢2名、若者2名、小学生1名の実験協力者。

運動負荷は、ラジオ体操1と2。
水分補給しながら、体操をし、発汗量の測定。
体操と測定を5セット繰り返した。

この実験で証明したい仮説は、
「高齢者は、若者より、運動負荷をかけた後の、
発汗量が、少なくなる。」というもの。

運動前と運動後で発汗量は、各自上昇。
ただ、なかなか、若者と高齢者での、
発汗量の比較には至らず、
各個人間のデータのばらつきは、
大きいような気がした。

ただ、見ようによって、
若者の典型的なパターンと、
高齢者の典型的なパターンは出たような気はする。

まじめに医学会に発表する実験をするのであれば、
参加人数を増やしたり、
器械による誤差、測定者による誤差などが、
極力減るような努力が必要であるが、
今回、それなりの結果がでたかも。

今日実験、明日放送。

テレビ局も、ぎりぎりでやっているんだなあ~。
これで、実験うまく行かなかったら、
どういう番組作りにするのだろうと、
他人事ながら心配に。
番組作りの舞台裏ものぞいてみると面白い。

一番汗をかいていたのは、
実験結果のコメントを求めれられ、
どぎまぎ、答えていた私かも。。。。

実験協力者のみなさん、スタッフのみなさん、
お疲れ様でした。


コメント
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