「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

がん・難病の子を守る(6) 東京湾大華火祭

2007-08-10 15:54:35 | 小児医療
明日8/11は、“中央区名物”の東京湾大華火祭。
残念ながら、中央区が予算化してやっているのに、
それを、みんな知らない。
港区のじゃないの?フジテレビのじゃないの?と
よく誤解されている。

それはさておき、
今年は記念すべき20回。
私も開業以来、5-6年本部会場の救護班で、
医療協力させていただいてきた。
今年は、消防団でほっとプラザ晴海周辺の警備の予定。

今回は、間に合わなかったけど、
せっかくの花火。

以前にも書かせていただいた(2007-06-21 12:39:28)が、
夏の思い出に、
がん・難病の治療でがんばっている子ども達を、
会場に招待できればと思っている。

解決しなければならない課題は、多くある。
*半端じゃない人ごみ
*猛暑
*爆音
*急な天候の変化
*急変時の対応
*入院中なら行けない子への配慮
などなど、

でも、なんとかクリアーできるのではないかと、
考えている。
来年、実現にこぎつけることはできないか、
そんな目で、今年の大会を経験したい。

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がん・難病の子を守る(5) 募金鍋

2007-08-10 11:43:04 | 小児医療
昨日8/9、聖路加病院の場で、
夜間小児救急の診療を行ってきました。
昨日は、なぜか、熱性けいれんの多い日でした。

聖路加病院の小児総合医療センター
受付前広場には、
かわった募金箱が置いています。

その名も「募金鍋」。

募金されたお金は、
鍋の上を回って、
回収箱に入る仕組み。

ちょっとしたアイデアでの
募金です。

集められたお金は、
『財団法人 がんの子どもを守る会』を通じて、
以下の7つの事業に使われるそうです。


1.すべての患児がより望ましい医療などを
受けられるよう情報提供等広報活動の推進

2.患児・家族への支援活動の充実

3.専門医療機関の受診に必要な宿泊施設の整備

4.ターミナルケアの充実

5.長期生存する子ども及び家族周辺対策の推進

6.患児を亡くした家族への支援活動の充実

7.日本小児がん学会への支援と治療研究助成の推進

以上


聖路加病院での夜間小児救急をする度に、
お伝えしたいと思っていました。


そして、以前お知らせしたように
NPOサクセスも、同様に、
小児がんの子ども達を守るプロジェクトを
企画中です。

*サクセス(SUCCESS)
SUCCESSは、
Support Unit for Childhood Cancer
with Effective Strategy & Solution の略
「効果的な治療戦略と解決法による小児がんのサポート団体」


9月30日の日曜日。
「銀座レモン計画」が、
http://www.ginzalemon.net
みんなの子育てひろば“あすなろの木”で
開催されます。


様々な団体の、様々な取り組みの中で、
小児がん・難病の子ども達に
優しい社会・環境がつくられていけばいいなと思います。


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