本日8/28、中央区の夜間対応型訪問介護事業につきまして、
中央区の担当の方に、ご説明を受けて参りました。
実施は、はるみ訪問介護ステーションで
中央区の全域のサービスを
『ナイトサポート』という名のもとに行っております。
1)サービス概要について
まずは、そのパンフからの引用です。
*****************
《ナイトサポートとは?》
介護認定を受けている方にご利用いただけます。
例えば・・・
室内で転倒、一人では起き上がれない。
夜間、救急車を呼ぶような事ではないけれど
ご家族だけでは対応が難しい。
そんな時、コールを押していただければ
職員が直接応答、状況に応じて訪問いたします。
ご希望に合わせて、コールのほか毎日定期的な訪問もいたします。
地域密着夜間対応型訪問介護サービス:地域の方によりよい在宅生活を送っていただくためのサービスです。
17:00~翌朝7:00までの間、コールを押していただければ、
看護師(または介護員)が応答いたします。
↓
コールの内容に応じて介護員が訪問いたします。
《サービス利用の流れ》
ケアマネージャーにご相談下さい
定期訪問をご希望の場合は希望の時間、
サービス内容をお伝え下さい。
↓
ケアマネージャーよりはるみにご連絡下さい
↓
はるみの職員が訪問
サービス内容の確認等を行います。
↓
ご契約
↓
ご都合のよい日時に専門の業者が
コール機の設置を行います。
↓
サービススタート
《定期巡回の主なサービス内容》
・オムツ交換
・体位交換
・トイレ介助
・お体の清拭
・着替えのお手伝い
・移動介助
・軽食や水分補給の介助
・その他 ご相談下さい
◎上記内容など30分未満の
身体介護を提供させていただきます。
◎定期巡回のみのご利用の場合でも
コール機の設置が必要となります。
◎17:00~翌朝7:00の間での
ご利用となります。
******************
パンフレットからは、以上。
2)サービスにいたるまでの経過
在宅介護の夜間の不安をなくし、
24時間365日地域で暮らしていけることを目指し、
区独自で、
平成17年7月より、サービスを開始。
平成18年4月から介護保険事業の一つとなり、
実施されるようになる。
3)現在の利用者数
月に10人程度の利用
4)今後の課題(あくまで、小坂の考え)
4-1)サービス利用者側の視点から
①潜在的利用希望者の掘り起こし
中央区全域で、月に10人程度の利用とは、少ないと考える。
利用したいが、利用できない問題点があるはずである。
ケアマネージャーの声、介護サービス利用者の声を聞き、
そのあたりの現状を分析して行きたいと考える。
②サービス利用の家族の声
夜中に、介護サービス利用者のもとに、
訪れることになるが、
その家族にとっては、
深夜に他人に家に上がられるところに
抵抗があるようである。
4-2)サービス提供者側の視点から
①人材確保難
介護事業自体に人材難であり、
それの夜間での仕事となれば、
人材の確保は非常に厳しい。
②人材のスキルアップとそれに見合った報酬体系
これも、介護事業全体にいえるが、
スキルアップをしても、
それに見合った報酬を受け取れない
システム上の問題がある。
4-3)行政の視点から
①実施計画
中央区全域で、何人の利用を見込んで
この事業を立て、予算化して行ったのか。
『中央区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画』を、
参考に分析をして行きたいと考える。
(予算規模に合った、サービス提供をしているかの検証も含め)
5)目指すべきゴール(あくまで、小坂の考え)
①24時間365日住み慣れた街で暮らしていける中央区を目指す。
行政の考えと同じで、24時間365日の安心を、
行政は保障する責任があると考える。
そのために、
この夜間対応型訪問介護事業は、
難しいが、難しいがゆえ、
行政の力で解決しなくてはならないと考える。
②在宅療養実現を目指す。
昨日在宅医療について書いたが、
病気で入院し、
落ち着いたら、
住み慣れた街で療養することができるように、
その環境を行政は、整えなくてはならないと考える。
それには、在宅医療、在宅看護、そして在宅介護
これらが欠かせない。
とくに夜間での対応ができるかが、鍵を握る。
夜間対応型訪問介護事業は、充実させねばならない。
この問題は、
地域の成功例、
ケアマネージャーの現場の声、
サービス利用者・サービス提供者の声を
実際聴きながら考えていく。
これからも取り上げていく予定。
本日、丁寧に事業の説明を下さった区の担当の皆様、
非常によく理解できました。ありがとうございました。
この事業の充実をさらに進めていきたく考えます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
中央区の担当の方に、ご説明を受けて参りました。
実施は、はるみ訪問介護ステーションで
中央区の全域のサービスを
『ナイトサポート』という名のもとに行っております。
1)サービス概要について
まずは、そのパンフからの引用です。
*****************
《ナイトサポートとは?》
介護認定を受けている方にご利用いただけます。
例えば・・・
室内で転倒、一人では起き上がれない。
夜間、救急車を呼ぶような事ではないけれど
ご家族だけでは対応が難しい。
そんな時、コールを押していただければ
職員が直接応答、状況に応じて訪問いたします。
ご希望に合わせて、コールのほか毎日定期的な訪問もいたします。
地域密着夜間対応型訪問介護サービス:地域の方によりよい在宅生活を送っていただくためのサービスです。
17:00~翌朝7:00までの間、コールを押していただければ、
看護師(または介護員)が応答いたします。
↓
コールの内容に応じて介護員が訪問いたします。
《サービス利用の流れ》
ケアマネージャーにご相談下さい
定期訪問をご希望の場合は希望の時間、
サービス内容をお伝え下さい。
↓
ケアマネージャーよりはるみにご連絡下さい
↓
はるみの職員が訪問
サービス内容の確認等を行います。
↓
ご契約
↓
ご都合のよい日時に専門の業者が
コール機の設置を行います。
↓
サービススタート
《定期巡回の主なサービス内容》
・オムツ交換
・体位交換
・トイレ介助
・お体の清拭
・着替えのお手伝い
・移動介助
・軽食や水分補給の介助
・その他 ご相談下さい
◎上記内容など30分未満の
身体介護を提供させていただきます。
◎定期巡回のみのご利用の場合でも
コール機の設置が必要となります。
◎17:00~翌朝7:00の間での
ご利用となります。
******************
パンフレットからは、以上。
2)サービスにいたるまでの経過
在宅介護の夜間の不安をなくし、
24時間365日地域で暮らしていけることを目指し、
区独自で、
平成17年7月より、サービスを開始。
平成18年4月から介護保険事業の一つとなり、
実施されるようになる。
3)現在の利用者数
月に10人程度の利用
4)今後の課題(あくまで、小坂の考え)
4-1)サービス利用者側の視点から
①潜在的利用希望者の掘り起こし
中央区全域で、月に10人程度の利用とは、少ないと考える。
利用したいが、利用できない問題点があるはずである。
ケアマネージャーの声、介護サービス利用者の声を聞き、
そのあたりの現状を分析して行きたいと考える。
②サービス利用の家族の声
夜中に、介護サービス利用者のもとに、
訪れることになるが、
その家族にとっては、
深夜に他人に家に上がられるところに
抵抗があるようである。
4-2)サービス提供者側の視点から
①人材確保難
介護事業自体に人材難であり、
それの夜間での仕事となれば、
人材の確保は非常に厳しい。
②人材のスキルアップとそれに見合った報酬体系
これも、介護事業全体にいえるが、
スキルアップをしても、
それに見合った報酬を受け取れない
システム上の問題がある。
4-3)行政の視点から
①実施計画
中央区全域で、何人の利用を見込んで
この事業を立て、予算化して行ったのか。
『中央区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画』を、
参考に分析をして行きたいと考える。
(予算規模に合った、サービス提供をしているかの検証も含め)
5)目指すべきゴール(あくまで、小坂の考え)
①24時間365日住み慣れた街で暮らしていける中央区を目指す。
行政の考えと同じで、24時間365日の安心を、
行政は保障する責任があると考える。
そのために、
この夜間対応型訪問介護事業は、
難しいが、難しいがゆえ、
行政の力で解決しなくてはならないと考える。
②在宅療養実現を目指す。
昨日在宅医療について書いたが、
病気で入院し、
落ち着いたら、
住み慣れた街で療養することができるように、
その環境を行政は、整えなくてはならないと考える。
それには、在宅医療、在宅看護、そして在宅介護
これらが欠かせない。
とくに夜間での対応ができるかが、鍵を握る。
夜間対応型訪問介護事業は、充実させねばならない。
この問題は、
地域の成功例、
ケアマネージャーの現場の声、
サービス利用者・サービス提供者の声を
実際聴きながら考えていく。
これからも取り上げていく予定。
本日、丁寧に事業の説明を下さった区の担当の皆様、
非常によく理解できました。ありがとうございました。
この事業の充実をさらに進めていきたく考えます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。