「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中央区議会 10月6日分(決算特別委員会3 歳出の部 民生費・衛生費 ) 審議の概略

2014-10-06 23:00:00 | 財務分析(予算・決算)
10/6(月)AM
【民生費】

S谷議員(J党)

①生活保護
  H25年 899 →(年々)6%増
  医療費増 高齢 483件 53%(中央区特長)
       母子 30件 3%
       障がい 100件
       その他 120件
②生活保護のその他とは?
  病気の方、ひきこもり等、仕事を転々として病気で仕事ができなくなった方。
  また、病気でなくても再就職できない人。
③自立支援事業はひきこもりも?
  本人の生活、経済的に苦しい人が対象なので、ひきこもりも入る。
  訪問で状況を把握してから支援。
④ひきこもり居場所づくりについて
  フリースペース、社会支援NPO10団体への紹介(都 若者支援プログラム)
⑤いきいき館について(3館)
  利用者 9万8000人(昨年 8万7000人 10%増)
講座、イベント 170講座。のべ3000回。
1)ヨガストレッチ(さくらかん)女性が多い
2)利用者とつくりあげる(浜町)
3)囲碁、将棋(勝どき)男性が多い
また、一人暮らしの方の利用が多いので、来なくなったら館長から「お元気ですか?」
と、お元気ですかコールを行なっている。
⑥障がい福祉。放課後デイケアの充実とは?
  H25年からNew制度。以前、区独自。
  利用定員 7人→10人 職員 3人→4人
2時間延長。土曜日も開催。のべ1190人→1710人(中学生が多い)
<問題>夏休みの混雑。重度の障がい者が動きまわるので、スペースの問題。
⑦ポケット中央について
  ポケット中央 利用者332人(10月)→増加傾向(TEL相談442人)
1件の相談時間が長い。H26.8月(686人)訪問支援のニーズが増える。
(H25年度課題)
周知ができていない。潜在的利用者がまだいる。地域の方、保護者へ声かけしていく。
Outリーチ 職員増。4名から6名利用。2名→26名へ増加。


S谷議員(Ko党)
①生活基準額
  第一回H25.8月~部会(国)マイナス2.5%。
  消費税増税後2.9%増 差引+0.4%。3年かけて段階的に下げていく。
  貧困の連鎖については、受験生の塾の補助などで必要なことはできている。
  中央区保護率は8%ミル(1000人中8人)(全国1000人中23人)
基準 最低生活費の計算は、東京都一律である。
区の低い要因、原因は不明。
②就労支援の取組み
  就労指導員をH18年から設置。きめ細かく話を聞いて指導。
  ハローワークの情報の提供。自立金の活用。
③高齢化社会の対応
  医療費が半分以上。保健師の健康受診、健康管理支援、健康診断、
ジェネリックの使用指導。
④認知症 延べ61人
 GPS徘徊者認知症システム
  徘徊者認知症 実人員6人 GPSベルト。問題は付けていない人がいる。
⑤見守りキーホルダーについて
  一人1つの利用。
  (エピソード)警察に保護された。自分の名前が言えず、登録機関へ連絡があった。

10/6(月)PM

A木議員(C会)
①保育園延期(都から要請)。理由:保育士確保できていない。保育士処遇改善。
  保育士処遇。認可 国、認証 都→それぞれ助成。一人9000円の賃上げ。
  かつ、認証 一人5000円プラス。ちゃんと支給されたか名簿を活用して確認。
 1)潜在保育士
   区内の潜在保育士は把握していない。
 2)子育て支援員
   具体的に中味は決まっていない。家庭福祉員の補助員を考えている。保育の補助。
 教育保育施設の確保策
   国 29年度中 待機ゼロ。区も前倒しで地域型保育の活用で確保していく。
②子ども子育て事業について
  会議、委託経費、給料→300万円。耳介10月31日開催(第4回)公募 3人。
  ・病児、病後児保育の話 意見が出る。
  ・認証保育所が認可を希望すれば、認可に移行していく。
  ・告知はPF 入園申込み時配布。

O村(K党)
①600万 独り暮らし高齢者。同居10%台。
 中央区の独り暮らし高齢者。貧困の把握。生活保護者は何人か。
  区:8181名(H25年)2年に一度、家庭訪問。
区のサービスを使ってもらうことを主眼。
生活保護者65才以上、483世帯の中9割が独り暮らし高齢者。
所得の問題より、貯蓄の問題もある。民生員見守り事業で実体を調査していく。
②ケアサポートセンター月島。
夜間職員体制 去年1~2人問題脆弱である。今は?また、定着度は?
利用者の意見の吸い上げのアンケートがない。
利用者で薬を飲ませてもらうように要望したのに、飲ませていないことがあった。
 1ユニットに1人で3人で運営。
定着度。介護職員離職20%の月島は20%に入っていない。
担当職員が見に行って職員配置は問題ない。

W部議員(M党)
①マイホーム新川 不要額
  稼働率上がらなかった。利用率上がった時の為の人件費計上分が残となった。
②学童クラブ。待機78名いる。改善は? 認証保育の補助の仕方。
  8館 児童館の中、定員を増やす。
  家賃助成をやっている(10年間)引き続きやっている。
  10年経過しても今後家賃助成はやっていく。
③民生員。人口増に対する数について。衛生費。
  3年に一度の見直し定数105名 9%増員。マンション一棟につき一名増。

【衛生費】
S谷議員(J党)
①定期接種 接種率向上
  すべて個別通知している。小児短期、スケジュール過密化。スマートフォンの
スケジューラーを作成した。利用できない人へもHPなどで周知。
②栄養指導について。減塩対策。
  健康の保持増進。H34年 摂取量8g目標。生活習慣病に減塩対策は必要である。
  給食10月平均2.6g 摂取量。小さい時から薄味に慣れる様に。
③環境情報センターについて。活性化どうしているか。
  周知 区のお知らせ、TV広報動画、民間PF、講座チラシ。
  夏休み 親子講座。開催日時を検討。
  総入館 4200人(昨年3400人) 稼働率 69%(昨年 39%)
④今後の考え。
  区民の活動プラス事業者も重要なパートナー。これからは事業者とも連携をとっていきたい。

U原議員(Ko党)
①母子保健。新生児訪問指導。状況と変化。マンションの課題。H25年 1300人 新生児。
  対象1667件。訪問数1371件(80%)
  3~4才児までにできるだけ訪問する。3・4ヶ月健診の把握。
2・3ヶ月のパパママ教室。1才6ヶ月健診ですべて把握。
マンション 訪問できなくても他でカバーしている。
②訪問できない事例。
  マンションセキュリティーによるもの。合併症入院。里がえり。居住実績なし。
③母子健康手帳について。
  母と子の保健バックと共に、保健師が説明しながら渡す。23区共通のものを使用。
④父子健康手帳。
  父親ハンドブック(都)発行。
  内容)父になる人が子育てによりよく係わる。親子スクスクBOOKも入れている。
  都HP、福祉保健部、父親ハンドブックのアドレスが掲載。

以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする