台東区では、まちの意匠にマッチした風格ある外観のバスを走らせています。
ひとつのよいアイデアと思います。
区民の足になるように、そして区民に親しまれるコミュニティバスを作って行きたいものです。
7/22自立支援協議会が開催されました。
本日は、大変貴重な報告書が、協議会から福祉保健部長へ提出されました。
障がい者福祉のあるべき方向性を謳ったとても重要な報告書です。
今後、福祉保健部長は、この報告書に対し、本年9月までに、回答を行います。
どのような報告書なのか私の理解した範囲で、その主旨を書きたいと思います。
口頭での説明であったため、実際とは、ニュアンスが微妙に違うところがあるかもしれませんが、ご容赦願います。
今後、報告書自体も手元に置き、障がい者福祉施策の向上のため、私も役立てたいと考えます。
報告書は、五つの分科会からそれぞれまとめられ構成されています。
*障がい児サービス部会
①福祉と教育の連携を
②生涯カルテの作成を
③幼稚園・保育園ー小学校ー中学校の一貫したモデル支援教育からの実践を
④区内の障がい児サービスのサポート人員が足りない
⑤レインボー明石の日中一時預かりの拡大を
⑥ノーマライゼーションの啓蒙を
⑦「自立支援協議会運営マニュアル」にそった充実を
*障がい者サービス部会
①福祉課だけでなく、タテ・ヨコの連携強化し、支援体制構築を
②日中一時預かりの充実を
③医療ケアの充実を
④相談支援事業の充実を、とくに相談からマッチングまで
⑤生活の場、働く場、そしてホームヘルプサービスを
⑥移動支援の充実を
⑦ヘルパーの賃金保障を
⑧ケアホーム、グループホームを支えるのは入所機能である。
⑨重度のものに対応したケアホームを
⑩メディアも用い、生活しやすい中央区作りを
⑪働く場の確保を、区役所内も含め
⑫生活補償の充実も
*地域移行部会
①精神障がいの入院そして地域移行の希望など現状把握を
②実際に入院の患者に移行を聞き、地域移行のコーディネートを行う
③精神障がいのグループホーム、作業所、相談事業など社会資源が少ない
④他区とも連携し移行を
⑤チームを作り移行促進を
などなど、
*居住部会
*就労支援部会
この二つは、部会長欠席のため、協議会では最終報告内容は説明されず、現段階で、私は、内容を把握していません。
今後、報告書に当たり、理解したいと思います。
以上、報告書の内容。
次回の自立支援協議会は、9月中に開催予定。
いかなる回答が中央区側からなされるのか、心待ちにしたいと思います。
そして、なによりも、報告書を参考に、施策の充実に努めて行きます。
いよいよ、コミュニティバスの最終的な詰めがなされていきます。
私も議会では、なるたけ区民の有効な交通手段となるように、委員会で発言し、意見書も提出してまいりました。
第4回の検討会のお知らせを掲載いたします。
なお、料金のほうは、現在調整中です。
7月17日の環境建設委員会では調整がつかず、議題に上りませんでした。よって、再度、環境建設委員会を開催した後に、第4回検討会開催の運びとなる予定です。
***以下、中央区のホームページから****
本区では、地域内・地域間を結ぶ公共交通を補完し、区内交通不便エリアの解消及び公共施設の利便性向上を図るため、平成21年度を目途にコミュニティバスの導入を検討しています。
以下のとおり、第4回検討会を開催いたします(一般公開)。
日時:平成21年7月31日 金曜日 午前10時から
場所:銀座ブロッサム(中央会館) 7階マーガレット
検討会の構成員:
国土交通省東京運輸支局、道路管理者、交通管理者、バス事業者、一般旅客自動車運送事業者が組織する団体、一般旅客自動車運送事業者の運転者が組織する団体、区内地域・団体代表、中央区職員
検討会の傍聴を希望する方は…
当日、会場に直接お越しください。なお、傍聴席の数に限りがあります(30名程度)ので、着席は先着順とさせていただきます。
【問合せ先】
土木部管理課計画調整係
電話 03(3546)5421
***以上****
7/17開催の環境建設委員会にて、歩行者専用橋に関しての不明な点を明らかにしてまいりましたので、ご報告いたします。
①区が出してきている歩行者数の現状、将来予測両者の数字の詳細と根拠
ピーク時の一時間あたりの歩行者交通量を記載
*現況交通量(平成19年6月19日火曜日)
東側歩道(月島側) 7023人
西側歩道(豊海側) 919人
合計 7942人
*将来の交通量(架橋しない場合)
東側歩道 10709人(=現況7023人+晴海二丁目731人+晴海三丁目2783人+晴海五丁目172人)
西側歩道 3667人(=現況919人+晴海二丁目0人+晴海三丁目2481人+晴海五丁目267人)
合計 14376人(現況の7942人+増加分6434人)
*増加分6434人の内訳
晴海二丁目 731人 (晴海⇒勝どき731人)(すべて東側を通る)
晴海三丁目 5264人 (晴海⇒勝どき2535人、勝どき⇒晴海2729人)
(東側2783人、西側2481人)
晴海五丁目 439人 (流れはすべて晴海⇒勝どき)
(東側172人、西側267人)
合計 6434人
*将来の交通量(架橋する場合)
東側歩道 6800人
西側歩道 3667人
歩行者専用橋 3909人
合計 14376人
②晴海二丁目計画でシャトルバス計画はあるのか
⇒都市整備部の管轄部分、後に都市整備部に確認したいと思います。
③屋根つきの歩行者専用橋の屋根部分の耐震性は確かか
基本的に、阪神淡路大震災でも持つことを前提に設計していく。
屋根は、目隠しの意味もある。
④今後の住民説明会の日程
7/1開催のような全体説明会の日程はいまのところない。
個々にあたり、説明をしていく。
全体説明会を開催するかどうかは、状況を見て判断。
⑤架橋を望む人、望まない人の数
行政は、このような見方をしていない。
行政のスタンスとしては、基本計画に記載されているものを進めている。
直近のまちづくり協議会で反対がない。
(わたしは、これだけ反対の声が上がっているのに、まちづくり協議会でその声が出てこないことが、まちづくり協議会自体の問題ではないかと、逆に考えます。)
⑥トリトンに通勤する方々への歩行者専用橋を渡るかどうかのアンケート実施
実施する考えはない。
⑦7/1住民説明会 参加者数
78人。
⑧歩行者専用橋以外の手法はないかどうかの検討
基本計画でうたっており、それ以外の方法は検討しない方向
⑨予備設計は、いつできたのか?どの会社が作成したのか?
平成20年度に行った。
工期は、6/21-09年3/27で、パシコン技術管理株式会社が作成
⑩今後、実施設計は、いつ、どこの会社に委託するのか?
夏以降。
発注は、入札にて決定。
⑪現在の晴海とおりの歩行者数は?
本年二月に測定した。
2~5%の歩行者の増加を見た。
⑫架橋に合わせ、勝どき駅の出口新設の計画はあるのか?
まだない。
以上。
お伺いして感じたことは、
①2008年の基本計画を根拠に区は、歩行者専用橋設置を進める構え
②ただし、個々の説明をして、納得を得る姿勢はもつ。
③しかし、大きな全体説明会は、いまのところ予定がない。
もし、開催するなら、区議にもきちんと連絡をいただけるように依頼。
④実施設計の発注をかける時期に来ている。
夏以降、入札後、発注される。
区も、きちんと説明を行う前には、発注へとは進めない(はず)。
⑤歩行者混雑の緩和に果たして有効かどうかは、私は、疑わしいと考える。少なくともシミュレーションもしくは、アンケート調査をすべきと考える。
⑥防災上の向上は、橋がないよりは、あった方があがることは当然であるが、橋をかける理由までになるかどうかは、私は、疑わしいと考える。
⑦子どもの遊び場や、新たにできる晴海児童館へのルートとしては、よいと考える。
ただし、当初からの橋を架ける理由ではなかった。他の施策よりも優先して進めるべきかは別。
⑧地域の回遊性の向上には、なるであろうと思う。他の施策よりも優先して進めるべきかは別。
⑨行政の出した予測から、一般的に分析すると、晴海三丁目、五丁目関連の人が、東側を歩行するという無理な設定をしていることがわかる。さらに、もっと重大な問題があきらかになる。すなわち、晴海通りの西側の混雑が生じるという問題。
*一般的に考えた場合の将来交通量
東側歩道 7754人(=現況7023人+晴海二丁目731人+晴海三丁目0人+晴海五丁目0人)
西側歩道 6622人(=現況919人+晴海二丁目0人+晴海三丁目5264人+晴海五丁目439人)
以上。