昨夜から今日も1日降り続いている。それもザンザン降り。
一昨日からは暦の上では秋になってしまい、本格的な夏は何処へ~~。
暑くても良い、夏よ来い!来い!そんな気持ちのazami です。
さて、今日も先日に引きつづき、【思い出の花シリーズ】を!
この花の名前は【フランネル草】と言った方が判る人が多いのかも?
だが、私は子供の頃に母からビロード草だと教えられていた。
どちらも間違いではなく、白い柔らかな毛で覆われている葉っぱや茎の感触が
布のフランネルとかビロードに似ていることからそう呼ばれたらしい。
白っぽい葉や茎に2~3cmの濃いピンクの小さな花が映えてとても可愛らしい。
こぼれ種からも咲く頑丈な花なので、母が好きで植えたものが毎年数を増やして増えたものか、
子供の頃の家の周りに沢山咲いて居た思い出の花の1つである。
花を見て母を思い出すというのは、早くに死別した事と関係があるのかもしれない。
私が21歳の時だっただから・・・
(19歳と書いていた年齢を訂正。いつからか?すっかり思い違いしてた。
歳かなぁ~?こんなポカばかりして・・・)
妹達も同じ花で母を思い出すと言うから、子供の頃に刻まれた記憶って、
長い年月が過ぎても消えてしまわないものなんだな・・・と思う。
やけに近い所からチョン、ギースと鳴く声が・・・見れば網戸にくっ付いていたキリギリス。
成虫になったキリギリスは肉食の傾向が強いらしいが、写真を撮る間だけ、
(幼虫の間は花の花粉も食べるらしい)
ちょっと日々草に場所移動をして貰ってパチリ。
今年の夏は母の好きだった花が沢山咲いて、毎日それ等の花を見て過ごしている。
幾つになっても親とは良いもの、ささやかな思い出をいつまでも大切にしたいと思う。