いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

思い出のビロード草と日々草

2009-08-09 14:29:20 | 

昨夜から今日も1日降り続いている。それもザンザン降り。

一昨日からは暦の上では秋になってしまい、本格的な夏は何処へ~~。

暑くても良い、夏よ来い!来い!そんな気持ちのazami です。


さて、今日も先日に引きつづき、【思い出の花シリーズ】を!




この花の名前は【フランネル草】と言った方が判る人が多いのかも?

だが、私は子供の頃に母からビロード草だと教えられていた。

どちらも間違いではなく、白い柔らかな毛で覆われている葉っぱや茎の感触が

布のフランネルとかビロードに似ていることからそう呼ばれたらしい。

白っぽい葉や茎に2~3cmの濃いピンクの小さな花が映えてとても可愛らしい。

こぼれ種からも咲く頑丈な花なので、母が好きで植えたものが毎年数を増やして増えたものか、

子供の頃の家の周りに沢山咲いて居た思い出の花の1つである。






花を見て母を思い出すというのは、早くに死別した事と関係があるのかもしれない。

私が21歳の時だっただから・・・
(19歳と書いていた年齢を訂正。いつからか?すっかり思い違いしてた。
歳かなぁ~?こんなポカばかりして・・・

妹達も同じ花で母を思い出すと言うから、子供の頃に刻まれた記憶って、

長い年月が過ぎても消えてしまわないものなんだな・・・と思う。







やけに近い所からチョン、ギースと鳴く声が・・・見れば網戸にくっ付いていたキリギリス。

成虫になったキリギリスは肉食の傾向が強いらしいが、写真を撮る間だけ、
(幼虫の間は花の花粉も食べるらしい)

ちょっと日々草に場所移動をして貰ってパチリ。





今年の夏は母の好きだった花が沢山咲いて、毎日それ等の花を見て過ごしている。

幾つになっても親とは良いもの、ささやかな思い出をいつまでも大切にしたいと思う。




コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする