いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

リスアカネ(雌)

2021-09-09 22:21:52 | リスアカネ

今日は良いお天気で、最高気温は31℃まで上がったものの、

日が暮れると空気がヒンヤリとして、あの夏の夜の暑さがウソのようです。

冷房も暖房もいらない今の時期は、一番快適に過ごせて嬉しいです。

昼間はまだちょっと暑いけどね~~って、くらいが一番好きかな。

・・・そんな風に思っている内に、すぐに長袖の服を着る様になるんだろうな。

寒くなるのが苦手なので、秋がゆ~~っくり進んでほしいです。


8月10日撮影

妹が「草むらの中の木に、小さいトンボが止っているよ~」と、

教えてくれましたが、

どこ?どこ?と、探してもすぐに見つけられない所にいました。

地味な色なので草や木の色に紛れてて。

リスアカネの成虫の体長は、31~46mmで中型の赤トンボです。

オオシオカラトンボやシオカラトンボに比べると、

少し小さく華奢な感じです。



リスアカネはアカネ属の中で、

最も薄暗い環境を好む種なんだとか。

周りを木立ちに囲まれたような、

池や沼で見られることが多いそうです。



そう言われてみれば、

この写真を撮った場所もと言うか、

我が家の周りは山だし、近場に小さな池がいくつもあるから、

幼虫(ヤゴ)が育ち、成虫が見られる環境にあるってことなのかな?



写真を撮っていると、

ありゃ~りゃ~飛んで行っちゃった!

でも、大丈夫です。

又、すぐに同じ場所に戻って来ることも多いので。



はい、少し待っている内に戻って来ました。


和名のリスアカネの”リス”っていうのは、

小さくて可愛いからかな?と思ってたら、

スイスのトンボ学者の名前に由来しているそうです。

(他に比べて小さい場合に、名前の頭に”ヒメ”って

付けるのと同じかと思っていたけど・・違っていた)



一見、リスアカネの雌かな?マユタテアカネの雌かな?

どっちかな?と迷ってしまうのですが・・・

マユタテアカネの雌にも、リスアカネと同じ様に、

翅の先に褐色の斑紋があるタイプがいるんですけど、

マユタテアカネの雌には顔に眉斑が見られるのに対して、

この子の顔を見ると眉斑が無いので、

リスアカネで間違いないと思います。



ちなみに、眉斑とは、額上部に黒い眉状の斑点が

2つ並んでいるもののことです。

私的には豚の鼻っぽいく見えます(笑)



昨日、今日と2日続けて庭先で、

雄のリスアカネを見かけたのですが、

撮影することが出来ず~でした。

ただ、このトンボは10月頃~11月始め頃までも、

見かけることがあるので、

まだこの次の撮影機会があると期待しています。



コメント欄を閉じさせて頂いています。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツクツクボウシ | トップ | ハグロトンボ(オス) »
最新の画像もっと見る

リスアカネ」カテゴリの最新記事