冬から春、初夏までは裏の畑に、アオジやカワラヒワやホオジロなどが撒いたエサを食べに来ていたけど、
その後はさっぱりやって来なくなり、「ちょっと寂しいやね。。。」と思っていたら、
昔みたいに姿を見なくなったな~と感じていたスズメさんが来るようになった。
エサがあるって分かれば、何処からともなく集まって来るってことは、居なくなってしまったわけじゃないんだ~。
多い時は20羽からの団体で来て、ちょっとした小競り合いになったりすることも度々ある。
5.6羽の時でもなぜか喧嘩しながらエサを食べる、充分にエサはあるって言うのに、
どこでも親分ってか、リーダーってか、仕切りたがる奴って居るもんだな。。。と笑える。
つまり、そこにはイジメられっ子的なスズメさんもいるのだ。
元来が生き物好きの妹に至っては、毎日一羽だけでエサを食べにくるスズメさんに、
「いち子」って名前を付けて「邪魔されずにゆっくり食べね~よ」とか声をかける始末。
毎日見ていると、確かに愛着が湧いてくるってものだ。
けど、一羽だけで来ているのが同じスズメさんかどうか?区別がつかない気もするんだけど、
「いいや、いち子は分かるんじゃ」って言い切るので、あえて反論はしない。
いつもなら、2階の窓に鳥さん用のカメラを設置して撮るところなんだけども、
存在を消すようにして何度チャレンジしても、どうにも気が付かれてばかりで上手くいかず、
結局、台所の窓越しに普通のレンズで何度かチャレンジしてやっと撮ることが出来た。
なので、イマイチ写真がクリアじゃないのは致し方ない。
そんなこんなで、毎日台所に立ってスズメさんを見るのが1つの楽しみになっている。
春からしばらくの間は害虫を食べてくれる益鳥で、秋の稲穂が実る季節になると害鳥になるスズメさん、
それは、もっぱら人間の都合でそう言われているだけで、
スズメさんにしてみれば、ただただ生きる為に子孫を残す為に食べ物を求めているわけだけどね。
それにしても、他の鳥さんの為に撒いていたエサだけど肝心の鳥さんたちが来なくなって、
残り物のエサにスズメさんが来るようになり、そこから今度はスズメさんの為にエサを撒くようになるとは・・・
私たち姉妹はちょっと変わっているのかもな~。
でも、エサをついばむ可愛い姿は何とも癒されるっていうか好いもので、当分止められそうもない。
この↓にまだ4枚同じような写真がありますので、良かったら見て帰って下さいね。
それから、「スズメさん その2」も続けてアップしますが、そちらはコメント欄は閉じています。
あの丸っちい姿が愛らしく、歌人が歌を歌い
昔話にも主役…と言っていいのかわからないですけど
舌切雀なんかは主役と言っても過言じゃないですよね。
そんな親しみやすい野鳥なのに、なぜか存在感が薄い様な気がするのは私だけ?
確かに茶色一辺倒っぽいし、美しい羽をもっているわけでもなく
鳴き声もイマイチですし、なのに何故か親近感があったり。
そんな雀たちを、よく観察されて愛らしい姿を捉えるazamiさんはすごいですよ。
いろんな雀の写真、多数だったり一羽だったり
この姿を見たら秋に稲穂を啄む害鳥というのは酷かな~って思っちゃいます。
本当にそうですよね、昔々から人間のすぐ身近にいたのがスズメで。
他の野鳥は知らなくても、誰もがカラスとスズメだけは見分けられるって言うか。
何といっても舌切り雀のお話が代表的かな~。
子供の頃は、ちょっと残酷なお話のようにも思ったりしたもんですが、
そこら辺でいつでも見られるから、今更~って感じで写真を撮る人も居ないしね。
ありふれてて地味過ぎて、誰にも注目してもらえないスズメですよね。
私も何度か撮ったことはあるけど、今までは「ヤッター撮れた~♪♪」みたいな嬉しさなんて無かったけど、
ひょんな事からエサを撒く様になって、毎日眺めていると、
いろんな仕草も見られるし、喧嘩なんかもするし、いろいろ可愛いんですよ~。
いつもエサをやっていると親にでもなったような気分になったりしてね~。アハハ
妹もすっかりハマっているので、この調子で当分は観察って言うか・・・
毎日、可愛い姿を見る為にエサやりを続けると思います。
一年の間に益鳥になったり、害鳥になったりするスズメだけど、
まぁね~人間の近くで生きているからそう呼ばれても仕方ないよね~。
稲が実る頃にはここのエサより、そっちの方が美味しい物が食べられるって行っちゃうのかな?