(東京都品川区小山台)
昭和53年(1978)筑波に移転した林業試験場(1989-都立林試の森公園)の南隣に築造された国家公務員住宅である。元々は農林本省職員宿舎として昭和32年(1957)に木造住宅が築造され、昭和48年(1973)から昭和51年(1976)にかけて大蔵省の職員宿舎として6棟のRC造宿舎が築造された。然しながら、平成23年(2011)国家公務員の宿舎削減計画により平成27年(2015)小山台住宅は廃止された。敷地の大半である2haを隣接する都に移管した上で、林試の森公園の拡張部分として利用されることが決定し、建物を解体計画が組まれたが、アスベスト使用が発覚し、除去により解体が遅れている。