京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

クロスカントリー大会

2022年03月24日 | HALL家の話
クロスカントリー大会があったようで写真が送られてきた。

  

ペース配分などあるはずもなく、「途中まで1位だったのよ。ゴール前で抜かれちゃって」

 

「なんか知らないうちに6年生が1位だって。タイラーは3位」
何を聞いてもあやふやで、距離すらはっきりせずに800メートルと3~4キロなどと返ってくる。

娘家族が大阪に住まいしていた折、留守を預かった日にはLukasと公園を3つ、4つとはしごして、歩いて走って脚力を鍛え、日ごと逞しさを増した幼子だった。なんとなく疲れた。なんとなくPCひらいて一日過ごした。私には公園はしごの後遺症が残ったものだ。体つきが大きくなったように見える。

やる気があるから走る? いや、走ることにがむしゃらになるから、心が動き始める。似ているようで、ちょっと違う。つまり、楽しいから笑うのではなく、笑っているうちに楽しくなる、というあれだ。ややこしい。長距離走が苦手だった者からすれば、どう気持ちを集中したとしても持久力はアップアップ、到底楽しくなどは走れない。
取り柄。なんであっても個の目立つ表現の一つであれば長所とか特技とか言い換えてもよいのだろう。

 


走ってばかりじゃ身が持たぬ、と始めたバスケット。大きなボールを抱え、…4、5、6歩はみごとなキャリング。形は様になっているけど、リングまでボールが上がらない。両手を握りしめ吠えてみせても、やっぱりまだ幼い。

来週はイースターで休暇らしい。休みばっかりと母親は小さな悲鳴をあげるが、子供と過ごす時間は短いのだから楽しむことだろう。
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見守り隊

2022年02月12日 | HALL家の話
2週間遅れとなって7日、オーストラリアに住む孫たち3人の新年度の学校生活が始まった。
5歳児Lukasはプレップ入学だが、日本的な入学「式」は行われない。何度か通ったキンディでの顔見知り、プレイグループでお世話になった先生もいるというのは、心強い部分ではあるのだろうか。親にとって? 上2人も5年生と11年(高2)生にそれぞれに進級した。


プレップでの担任は“評判の良い”先生でよかった、と母親は言う。いつの世も、どこの国でも、保護者には似たような話題があるものだ。送りの母親にニコニコとバイバイするには数日かかった様子で、この週末のLukasの解放感に思いを馳せる。


Tylerも一番の仲良しと同クラスで親子でバンザイ。クラスわけにはおそらく配慮もあった事だろう。
休み時間になるとプレップの教室近くまで、兄のTylerか彼の友達が、毎日Lukasをチェックしに行っていたという。初日には「一人でランチ食べてた」と報告があり、「今日はこけて膝をケガしていた」「今日は頭を打ってアイスパックしてもらってた」とか、「休み時間は友達と遊んでいたのが見えたから、そのまま声かけなかった」などなど。たくさんのお兄ちゃんがいてくれて、見守り隊もちゃんと気配りできるしで、やさしさに感謝となるのかな。

どうしても言葉の壁に思いが行くが、姉が日本で8ヵ月を過ごし、すっかり英語を忘れての帰国後のキンディでも、特別問題なく過ごしていたことを思い出しもする。一朝一夕には解決しないこと。気長に、「言葉」を越えた子供の適応力を信じようと、さほどの不安感は私にもないのだが…。

ずいぶん以前のことになるが、ブラジルやペルー、中国から親が日本に働きに来た子供たちの放課後を支える活動に、立ち上げ時から参加していたことがあった。日本語を全く解さない子供は多くいて、当時はまだ小学校でのサポートも不十分なまま、授業中は座り続けて一日が終わるのを待つ子供たちだった。
母国語で会話し、バスケットリンクの周りでひたすら仲間と身体を動かしていた。ここでは日本語をあえて教えようなどとはしなかった。そのうち、一人、二人と姿が消えた。
親の事情に振り回される子供たち。宿題を広げる子は恵まれていたのだ。そうそう、名前はキーちゃんだった。帰国後、中国から何度か手紙が届いていたのを思い出す。

私は彼らの国の言葉を話せないので、もっぱら一緒に遊んだり、片隅では若い女性たち数人がテキストを広げて日本語の勉強をしてもいたので、ちょっとお手伝いさせていただくくらいだった。

環境、条件は異なる。思いが伝わらないもどかしさを抱えながらも、二人とも笑顔が絶えない日々であってとだけは願っている。
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収穫を問うなかれ

2022年01月31日 | HALL家の話

予定通りに休校措置が解除されれば、来週7日からいよいよ新年度の学校が始まる。
5歳児ルーカスはプレップに入学。兄とお揃いの制服があり、靴も黒の指定で揃えたといい、写真を送ってくれた。Photo by Tyler。兄による撮影に表情も和んで柔らかい。

なのに、「幼稚園メンドイ」なんていうのはどういう意味? たまに聞かされるけれど。
長い休暇を家族でたっぷり楽しんで、いろいろな体験をしたはずだ。海に山に川に遊び、カラオケデビューもして…。

《種は、不思議が詰まったカプセル》 これは何かの標語だったと思う。種は見えないところで芽を出して、根を伸ばし養分を貯え、ゆっくりゆっくり時間をかけて成長していく。人もそうだろう。好きなように根を張って、明日どんな花を咲かせるか…。目前の「収穫を問うなかれ」だった。

ビデオ電話をかけてきたが、そう毎日話すこともなく間が持てない。「またあとでかけようか」「うん、そうしよ」「じゃあな」「じゃあね」
えっ!? ルーカス、「じゃあな」って言った!
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夏のクリスマス

2021年12月21日 | HALL家の話
昨日、二つ目の荷物も無事に届いたと聞かされて、本当にひと安心しました。
同じ船に揺られて、同じ日に陸揚げされて、配送されていくのでしょうに。ただただ娘は「よくあることだから」と。「どうなってるんですか?}とひと言言いたいくらいでいました。プンプンしったってつまりません。こころはまあるくまあるく。そうは言っても、なにか腑に落ちません。どうして一度で済まないのか、フシギです。

権力のある?姉様のひと言で、またまた彼女が帰るまで荷物は開けられないのだとかでした。
そのためかどうか、残った家族はシティーへ繰り出して、プロジェクションマッピングを楽しんできたと。





学校はすでにお休みです。今日は下二人、髪を染めて。
 

赤っぽいのがyler、Lukasは緑色に。
洗えばとれるんだと聞いて、ホッ。

夏のクリスマスです。
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“笑ふてくらせ ふふふふふ”

2021年12月17日 | HALL家の話
10月7日に段ボール2個で発送した荷物が、昨日やっとこのことで娘家族のもとに届いた。
母親たちが外出中で孫娘が受け取り、写真が送られてきた。そして彼女はアルバイトに出かけた。「いない間にあけんといて」と言って。
そんなこんなをLINEでおしゃべりしていると、「あけよーよっ!」って声が入る。Jessieの帰りは夜9時半を回るという。


♪お掃除おそうじ~、そんな楽しくもないが、せっせと掃除をしているところに「今朝、開けましたー」とメッセージが入った。
「ダディはダイエット中で、お菓子食べたらあかんし。ウッシッシ」はTyler。誕生日のプレゼントにバッグを入れたのだが、さっそくこれからTylerとのアート・ミュージアム行きに使わせてもらう、とひと言。
届いて開けるまでのわくわく感。一晩持越しではあったが、あれこれの想像も膨らみ、楽しんだことだろう。“何ごとも笑ふてくらせ ふふふふふ”

ただ、届いた荷物は2個中の1箱だけ。じゃあ、もう一つはどこへ!?と心配するのが日本人? 「別々に届くんやろ」とまあ鷹揚に構えて待っている。結果、今日は届かなかった。。5歳児Lukas君、何度も何度も「荷物一個しか届いてないでー」って。そんなこと向こうで確かめなされ!

風で枝を離れた葉がフロントガラスに当たり、細かい雨が降ったり止んだり。ライトが必要な薄暗さの中を、所用先から逢坂山を京都側へと下っていた。
カーブを抜けた瞬間、真正面に日没前のオレンジ色の見事な太陽があって、目がくらんだ。午後4時43分。
帰りつくころにはお月さんがあがっていた。このあと雪は降るのかしら…。
                           
                        (小林良正さんの ほほえみ地蔵)
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5歳

2021年11月29日 | HALL家の話
孫のLukasが5歳になりました。

これまで週1回、母親と一緒にプレイグループに参加し、絵本を読んだり絵を描いたり、切ったり貼ったり。その様子をアルバムにしてくれて。



来年1月末からは幼稚園生です。
その前に、5歳になった今日から週2回キンディ(日本でいう保育園)に通い始めました。6月に帰国後は、「保育料高いしな」っと見送っていたのでしたが。二人の女の子がルーカスの面倒をあれこれ見てくれるらしいのですが、言葉などわからないことは日本語の先生に聞くという環境にあるようです。

兄のタイラーが使っていた大きなリュックを背負って、朝から大喜びで出たそうな。
 

姉のJessieも、日本にいる間に英語はすっかり忘れてしまってキンディへ。Tylerも然り。言葉は何とかなるものでしょう。

あちらでは気候の変わり目です。
一週間雨が続いたり、日中の蒸し暑さが、夜には肌寒さに変わったり。この雨季のような時季を抜けると「夏」到来…。


こちらでは一日見事な青空が広がりました。
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「ほめられた報告」

2021年11月19日 | HALL家の話
空手や柔道にレスリングやボクシング等が融合した「マーシャル アーツ」(和訳すると「武芸」)というスポーツ、総合格闘技があるようでして、その元世界チャンピョンが経営するジムに、孫のLukasは9月から週2回、通っているのです。もちろん4歳で最年少。

そのうち(兄の)Tylerはぼこぼこにされるやろ、って母親と笑っていたところ、最近、兄の方もキックボクシングだけを練習に通い出しました。


英語にもう少し自信がついたら、とチームプレーでもあるラグビーは敬遠している最中。体育の先生の誘いでテニスを始め、以来、朝練から熱心に参加していることを聞いています。キックボクシングを始めたと聞いて間もないところに、この15日から、今度はスイミングのレッスンを開始。
小学校に外部のコーチが来て教えてくれるのだそうです。きれいなフォームで泳ぐのを見て、「ナチュラル アビリティよ! これから頑張りなさい」とほめられたのだとか。まあ、「持って生まれた才能よ。才能があるわ」ってところ?

「僕だって!!」

あちらでは、子供たち一人ひとりが、折に触れてなんらかの形で褒められる、認められる言葉を浴びることが多いと感じます。やる気に火をつけるのが上手な教師が多いのでしょうか。

初回でレッスンを見守っていた母親は、我が子が褒められれば当然嬉しい。夜、「さすが! 私のNDAまちがいないわ」って。「うん。ボールをおでこで受けようとした?母親だからね。さすがのDNAだわよ」ほんと、よく言うわ、なんですけど、「嬉しいね。スポーツ万能だわ」と相乗り。「とりあえず、ほめられた報告ね。おやすみ」って。

身内の会話ならいざ知らず、外部に向けてはいかがな話題かとは思うのですが、オーストラリアに住まいを戻し、まだまだ不十分な会話力ながらも、様々な影響を受けて、たくましく成長している姿と読み取っていただければ幸いです。
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快からぬもハロウィンだから

2021年10月31日 | HALL家の話
「今日は日曜日なるを以て終日門を出でず」。大正14年12月の日曜日。

日曜日は電車も街も雑踏すること平日より甚だしいばかりでなく、「洋装の女の厚化粧したる姿など、眼に見て快からぬもの多かればなり」
ちょっと笑える。日曜日は家に籠っていると記録しておきながら、「夜ひそかに…お浪と言へる怪しき女を訪ふ」とその後をご丁寧に綴る荷風さん。


午前中、孫のLukasが初のフェイスぺインティングをしたからと娘から写真が送られてきた。ハロウィンのイベントに参加してきたとのことで。兄と、兄と同い年の女の子もいっしょに。まあ、快からぬ面相だけど、こんな時だから。
ハロウィンって何だった?というほどの知識しかないが、その昔、孫娘がご近所さんを訪ねてお菓子をもらい歩くのに付き添ったことが懐かしい。

 

一番の仲良しとスクーターで回って、バケツ一杯のお菓子。一人っ子の彼はLukasをかわいがってくれるのだとか。

午前中は彼らとのやりとりやらで時間が過ぎて、午後から街に出た。
入った店で、黒い山高帽をかぶり、黒の衣装に黒い紙の眼鏡をつけて、マントをひるがえした店員さんが脇をすり抜けたのにビーックリ!! 突然だったもので一層だった。小さな子ならまだかわいいけれど…、ちょっとアクシュミ。それでも今日だけは…。


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Sweet 16

2021年10月02日 | HALL家の話
今日10月2日、孫娘Jesicaは16歳の誕生日を迎えました。「Sweet 16」
病院の廊下で耳にした産声がよみがえります。

     1歳の誕生日には顔中にクリームを塗りたくって、手作りのケーキを独り占め。


先月、弟のTylerが10歳になり、来月末にはLukasが5歳に。
 誕生日ラッシュです。

帰国時に残していった夏物の衣類、雑貨、調理器具等々を、本や菓子、食品などと一緒にそろそろ送ってほしいと言ってきました。気は心、開けて喜んでもらえそうな気持ちばかりのものをそっと入れ込んでおこうかと、重い腰を上げたところです。
16歳から運転免許を取るために試験を受けることができるのです。。この子は早くから車の運転に関心を寄せていました。紫色の車がいいとかまで。すでに個人では勉強していたらしく「明日筆記テストを受ける」と言っているとかなんとか…。合格すれば運転の練習に進めるわけですが、な~んか、危ないアブナイ!

「早く日本に行きたい」と言ってきました。
 楽しい1年でありますように。
  
   人の気持ちって、いい花のように遠くからでも匂うわ。
   あなたの魂が匂っているんだわ。

…と田辺聖子さん。

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10歳、のびやかに夢を

2021年09月15日 | HALL家の話

先生からの誘いをいただき、テニスを始めたのが7月末頃のこと。放課後に10回ほど練習に参加して、近隣から5校が参加するテニス大会、3-4年生の部の出場メンバーに選出されました。

試合は今月6日。結果は5校中4位という成績で終わりました。楽しかったのでしょう。誕生日には(15日、今日ですが)テニスのラケットが欲しいとリクエストがあったことを聞きました。
娘が送ってくれたゲーム中の動画を見ては、ほめほめシャワーを浴びせて。なんといっても将来は未知数なんですから。
試合後も放課後の練習は続いていて、コーチの指導が受けられるとか。

新しいことを始められた力、意欲には嬉しさを覚えます。もっと学校に慣れてからにすると、いったんは見送ったラグビーに戻るもよし。
何ごとも、これだけと一つのことに限定してしまわずに、のびやかに夢を描いて、舵を取って進んでほしい。

誕生日を迎え、十歳になりました。
一つ一つ階段を上っていきます。自分の成長をどう自覚しているのだろう。



「テニスコートを借りて、家族でテニスを楽しむのもいいね」と娘は言ってきました。
いいね! 心の底からの共感です。
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特別な「靴下」

2021年08月25日 | HALL家の話
4歳児を連れて小学校のプレイグループに行ってきた、と写真を添えて伝えてくれた。

 


「なに描いてるの?」と聞いたところ、
「おやじのくさい靴下」という返事が返ってきたそうだ。
「適当に描いたものが靴下っぽく見えたから言うたんやと思うけど」って笑う。

それにしては、〈おやじのくさい〉というお飾り付き、特別限定枠での靴下。彼の言葉に隠された情報を探れるものだろうか。言葉は過去の体験から表出されたもの?

想像力というのは、言葉の発達と関連があるという。彼の中には〈おやじのくさい靴下〉という言葉が潜在していて、イメージを絵にした。と考えることができる。
また、聞かれたことが刺激となって、ひらめき(思いつき)の連鎖で〈おやじのくさい靴下〉が出来上がった。言葉より絵が先、と言っていい?

ラスコー洞窟の壁画を思い浮かべてみよう…。言葉が先か? 絵が先か?って。
何らかのイメージ(言葉)が内にあって、絵はその具現化、だと考える。じゃあ、4歳児のこの絵は??
頭をフル回転してみて、結局、娘の説明が一番わかりやすい。そういうことにしておこう。


だけど…、どこから〈おやじのくさい靴下〉なんて言葉が出てきたのだろう。聞いてみたい。
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学校生活一日目は

2021年07月13日 | HALL家の話

「楽しそうに帰ってきたわ!」
昨夜、孫のTylerの学校での様子を伝えてくれた娘。文面からも気持ちの弾みが感じられるものでした。まずこの一声に触れて、よかった!と私も。

友達5人ほどでハンドボールをして遊び、また、食べる時間(ランチタイム)をなくすほど休憩時間を超過して遊びすぎてしまったようです。
「フツーに話しかけてこられても、何を言っているのかわからへん」
「初めて名前を覚えた友達がルーカスだったけど、弟の名前もルーカスだと言えなかった。明日、言えたら言うわ」
「算数で、答えはわかるのに英語で言えない」

単語の連発ででも、どうにか伝えられない? いろいろもどかしいねえ。
でも、想像できます。その単語が、なのです。ほんと、すっからかんの英語力。ほんと、ほんとにもどかしい。残念だねぇ。
「弟」、この一言が出ないのでしょう。言われればわかるだろう単語…。
自然に慣れるのを待つばかりではなく少しは、家族全員で彼の英(単)語力をつける楽しい取り組みを工夫したらどうなのでしょう。弟にとっても知らずプラスになるはずかと。

「あしたのお昼のサンドイッチを自分で楽しそうに用意してたよ!!」って。

今日は別クラスで、一日英語の勉強デーになったようです。

※追記
朝登校するとすぐに声をかけてくれて、ハンドボールをする仲間に加わったとのこと。
別クラスというのは、クラスタークラスというのでした。休み時間は自分のクラスに戻れるのだそうです。
良かったようです。「がっつり勉強した」そうです。
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初めての登校

2021年07月12日 | HALL家の話
帰国して2週間のホテル隔離生活を終え、「外に出てもいいですよ」という日を迎えたのが6月20日でした。
ようやく家族一緒に暮らし始め、以来3週間が経過しました。ちょうど学校のホリデーと重なったこともあって、AUSの空気や環境に馴染み、気持ちもずいぶんと落ち着いたのではないかと想像するのです。Tylerも穏やかな顔を見せてくれています。


今日から学校が始まりました。4年生。制服に身を包んで初登校日です。本当は帽子もあります(似合ってますよ。身びいきですがね)。自己紹介のフレーズを練習したと聞きました。級友の関心を引く、どんなひと言が含まれているのかを知りたいところですが、練習結果を出すだけで精一杯だったりして。まあ、おいおいです。自分で用意したというランチボックスには大きなハムチーズクロワッサン二つ、おにぎり一つ。ジュースと果物も見えます。のどを通ったでしょうか。大阪の地では6月4日まで登校して、それ以来の学校生活になります。

4年間AUSを離れている間に英語はすっからかん。しばらくは言葉の壁がありそうですが、授業の内容などは家庭で十分フォローできること。あとは本人さんのやる気。うまく引き出すのが教育のはず。時間をかけて育っていけばいい、…と祈る心です。

日本語がわかる先生はいないのだとか。

 
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家族の時間

2021年06月28日 | HALL家の話
ここではよくマーケットが開かれて、何度か連れて行ってもらったこともあるレッドクリフ。Lukasはもちろん初めて、Tylerは覚えているのでしょうか。



父親とラグビーボールで。こういう姿を見るのが私には嬉しい。ダディには食生活の改善が必要のようです。


弟たちとは別行動の姉。Jessieは父親とラグビーの試合観戦。Tylerも行きたかったでしょうが、昼間海で遊んでいるし?

男組二人は髪を短くして、特にLukasの短髪は見慣れなくて、別人のようです。
新しい生活が始まって1週間。4歳なりに彼は何にどんなことを感じているのだろうかと想像を重ねている。ゆっくり話を聞いてみたいですが…。何も考えちゃいないものなんでしょうかね。ただ毎日が一生懸命で、全力で過ごしているというだけ?

学校が始まるまでの少しの間、こうして家族と過ごす時間の中で英気を養い、エネルギーが蓄えられるのかもしれない。…だといい。
送ってくれる写真を見ながらこんなことを思っている。
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「部屋を出てもいいですよ」

2021年06月20日 | HALL家の話
2週間のホテル隔離生活を乗り越え、おかげさまで家族再会の日を迎えました。
「もう部屋を出てもいいですよ」と電話があり、エレベーターの下で警察官が迎えてくれたそうです。

電気のかさをかぶってみたり、ベッドの上で何度もトライするよじ登り…。
 

それでもよくまあ2週間を持ちこたえたものだとほめてやりたいくらいです。

父親と姉の迎えで家に向かうのですが、ホテルを出てしばらくするとTylerの顔色が悪くなり、家についてからしばらく寝ていたとか。何日も狭い部屋にいて、外に出れば足元がふらつくんじゃないの?と案じてもいたのでした。精神的にも肉体的にも子供だからこその影響を受けているものです。大したことはなくてよかった。夕食時までには気分の悪さも収まり回復した顔を見せてくれていました。

「何を食べたい?」と母親に聞かれたLukasは、「ちくわ。おしょうゆつけてたべたい」と答えたらしく、その選択に吹き出しそうでしたが、彼の食の好みがほほえましくもあります。4歳児に深い思いなどはなくって、単なる思い付きかもしれませんが。楽しみは持ち越しに。アジアンショップに行けば、手に入るのでしたっけ? 食べさせてあげたいなあ…。

明日からおいおい持ち帰った荷物を片づけて、切れた電球を取り換え、汚れた各所をきれいにして回ることでしょう。学校は冬休みの前に秋休みだそうです。ニャロメは急に賑やかになったせいかJessieのベッドの下に潜り込み隠れているそうです。なんて名前だったか、忘れました。家族はもう一人、いえ一匹でした。

私にとってもとにかく一区切りです。
この間、本当にたくさんの方にお立ち寄りいただきました。ありがとうございます。


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