京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

matsuさんに心ゆすられ 「薬師寺展」

2008年06月02日 | 日々の暮らしの中で
http://blog.goo.ne.jp/matsu-fumi70
matsuさんのブログを拝見して、この展覧会が開催中である事をすっかり忘れていたことに気づきました。
光背を取り外すので、両菩薩像のお背中を拝見できる機会だということ、確かにニュースで聞いた記憶があります。
が、その後は、忘れてしまいました!
思い出させていただいたわけですが…、調べてみました、6月8日まで!とありました。
90分待ちで入館されたご様子。期日も迫り、日曜日ともあって“超長蛇”の列だったのでしょうね。
折しも一日は私は奈良での散策を楽しみ、matsuさんは東京で薬師寺展を堪能なさって。ご縁でしょうか…(と、かってに)

90分待ちはまだ幼かった子供たちと実家の母とで、東京ディズニーランドに行ったときに経験しました。
小学生でしたが不平も言わずに辛抱強く、遅遅たる前進を繰り返していましたっけ。(余談)

関西のもの???だから?と、東京行きを軽く聞き流してしまったのかもしれません。
しかし!このような機会は2度とないのですか?
東京でのみの開催ですよね?
薬師寺にもどられてから再度ということはないのですか?
これはこの機会を逃すべきではありませんか?
こころがゆれますね、これは。
行くか!?どうしよう…。行こうかな?行きたいなあ。急には無理かな?
息子の所に泊めてもらおうかな…、日帰りするかな。
えっと….、matsuさんは?

薬師寺は、今は亡き母と二人で、関西を旅した思い出の1ページにもあります。
猿沢の池に立ち寄れば、「(女学校時代)この鎖を飛び越そうとして引っ掛かって、けがしちゃったのよ。ここの傷がそのときの」という言葉を思い出します。
池の近くの旅館に泊まり奈良を回ったのでした(スポンサーは私)。
あの時、父はお留守番。仕事があったからというだけの理由でしたかしらね。

    行く秋の
     大和の国の薬師寺の
      塔の上なるひとひらの雲
                  佐佐木信綱

この絵画的な歌が好きでしたね。

有間皇子を偲んでという、聖観音菩立像のお姿も本当に美しいですね。
両菩薩像の間に入って拝観できるとのこと。薬師寺で拝観するのとはまた趣は異なるでしょう。ましてや光背が外されているのですから、いうなればご本体だけです、どうなのでしょう。

Matsuさん、心を揺すってくださってありがとうございます。
コメント (2)
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