京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

街の喧噪から逃れて、...ふられて...

2008年06月27日 | 日々の暮らしの中で
主要国(G8)外相会議が行われている関係で、街中はものものしい。

午後2時過ぎごろだったか。地下鉄で今出川駅に入った後、15~20分停車状態が続きました。
車内のアナウンに“聞き耳を立て”ると、人身事故があったという。
代替バスの案内もある中、急ぐ身ではなく、発車を待っていた私。あと3駅ですから。
しかしまた2駅目で止まりましたので、植物園を抜けて帰ることにしました。

バスなどに並ばなくてよかった。ましてや北へ向かうわけですから今日は交通規制で渋滞に違いないはずです。
案の定。地上に出ると、信号に関係なく規制していて車は勿論、自転車も人もあふれています。
大阪府警・広島県警の文字が背中に。応援です。赤色灯が回り、警察関係の車両が止まり、頭上にはヘリコプターが。
新聞によると、厳戒態勢?を横目に、黒塗りの車列は、あっという間に目の前を通り過ぎたのだとか。
早く平常に戻ってほしい。

「ムラサキシキブ」の花が6月下旬まで見られるという。
英名で「ジャパニーズ・ビューティー・ベリー」(日本の美しい果実)と呼ばれ、“世界的に認められた美しさ”なのだそうです。


もう少し早く行くべきでした。すべて咲き終わり...
丈のある、大きく枝を張った木でした。
実家にもあった、低木で小ぶりのものは、区別されて「コムラサキシキブ」と言うらしい。一般によく見かけるのはこちらというわけか。

一緒に歩いてくださったボランティアの方が指さす高い梢に、「夏つばき」が一輪。

淡い紫色の小さな花が群がって咲いている写真だけを残して、本当の出会いは一年後への持ち越しとなりました。
小さな紫の実となっていきますね…

コメント
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