京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「夢で人生が変わってくるわけですから」

2008年06月06日 | 日々の暮らしの中で
三浦雄一郎さん帰国のニュース。プロスキーヤーで登山家、75歳。
クラーク記念国際高校で学ぶ生徒さん達に出迎えられて、教育者でもいらっしゃる。

70歳で、そして再び75歳で世界最高峰に立ったあの日、「涙が出るほどつらく厳しくて嬉しい」という言葉が印象的でした。
今日の会見で…,
「空に手が届きそう」な感じなのだそうです…。
「それなりに衰えはあっても、可能性はあると思う」、と80歳での挑戦への思いも言葉にされていらっしゃった。
いくつになっても何かに向かって生きることのできる素晴らしさ。三浦さんの目に“力”・“意志”を感じるお姿でした。

http://www.study.jp/news/interview/talent/miura_yu.html
■いくつになっても人生の冒険家であれ
「人と比較してこれはだめだからとあきらめてしまう。でも、自分でできること、たとえば、高校の数学でできない問題があれば、中学や小学校まで戻ってやり直す。やってみて、これができたという達成感が一番大事な心の土台を作ってくれる。困難を乗り越えてできた時は、涙を流して感動する、こういう世界を繰り返し体験させることが大切」

 いくつになっても人生の冒険家でいるその秘密は、
「もう歳だからと、枠を作ってしまうとだめになる。夢で人生が変わってくるわけですから、ただ富士山を見てきれいだと思うだけでは登れない。生物学の法則に、『鳥は翼があるから飛ぶんじゃない、飛ぼうという意志があるから飛ぶんだ、飛びたいという夢があるから飛ぶんだ』と言われています。人それぞれ、いろんな可能性という翼があり、夢に向かって、小さな鳥でさえ飛び立って頭をぶつけたりしながらうまく飛べるようになるんです」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする