ソチ冬季オリンピックも開幕しましたが、今日は「第28回京都市小学校大文字駅伝」が開催されました。
予選を突破した48チームが全10区間16352m、男女とも5区間づつのコースで競います。小学校6年生が都大路を駆け抜けるのです。かつて、「自分が箱根駅伝を走る姿を重ねていた」小学生もいたようです。大学4年生の時にこの思いは実り、さらに来月3月2日のびわ湖毎日マラソンで初のフルマラソンに挑むという飯沼健太さんの談話が新聞に掲載されていました。
97年前(大正6年)には、三条大橋をスタートして東京上野まで約500kmを3日間かけて走った「東海道駅伝徒歩競走」なるものが開催されたそうです。走っても「徒歩」競走とは。これが日本で最初の駅伝大会になるようで、京都は駅伝発祥の地ということのようです。
1月の皇后杯女子駅伝では私の体調が悪く、Jessieと一緒に沿道に出る約束も反故にしてしまいました。今回、彼女が通った小学校も出場します。誰と言って知りあいもいませんが、のぞいてみることにしました。
賀茂川畔を走ったマラソン大会後、「アスリートになりたい」などと口にしていたJessie。この大会に参加できる可能性はありませんが、少しだけ、向こうから駆けてくる彼女の姿をこうした集団の中にみて見たく、思い描きながら目の前を走りぬけていく選手に声援を送りました。
「誰でも自由に夢を見ることができるんだよ / 叶えるのは魔法じゃない / 自分の力」
これは、日本選手団の公式応援歌『夢がチカラ』にあった一節でした。夢を信じて前に進もうとする、すべての人への応援歌に聞こえます。