京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 今日を楽しむ

2014年04月30日 | 日々の暮らしの中で
昨夜来の風雨はおさまったが、湿気を含んで重ったるい風が生暖かい。時折うす日が漏れるほどの一日だった。


四月末日、嬉しいことに孫娘Jessieからの手紙が届いた。封筒の中にもひとつ封書が入って、「あいたい」「またあいたい! まってるよー」「だいすき」と何枚ものカードに。そして、「なんでかしらんけどほんとうにあいたいよー!」って。…どうしましょう。
こんな熱烈な?かわいいラブコールは1ドル80セント、日本円に換算しておよそ170円ほどで海を渡ってくる。


日本で過ごした思い出。関わりのあった人の「死」とか「いのち」のゆくえといったものが無意識にもJessieの心にかかるのだろうか。先ごろ何度も書かれて送られてくる文面に、こちらを思いやってくれるかのような少女の気持ちの温かみを感じている。

生きていれば、喜びもあれば憂いもあるということ。
心が晴れない煩わしいことも避けずに引き受けるところに、まぶしいほどの明るさが与えられるのだ。

コメント
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