
今頃になってですが、クリスマスに書いたJessieの文章が朝刊に掲載されました。
日本に居ると、どこへ行っても「ホール ジェシカさん」で呼ばれ、自分で表記する際にも「ホール ジェシカ」です。「ホール」が日本名の姓に当たるということ、新聞社から確認の電話をいただきました。紙面では「ジェシカ・ホール」となっていました。
電話をいただいたというだけで、その時点で大喜びしてしまいました。迂闊にも、いささか喜びすぎました。翌朝のJessieの落胆ぶりときたらありません。もちろん私たちも同様です。数日待ちました、首を長くして! もう首は伸びきってしまった感があって、誰も口にしなくなりました。
それでもわずかな期待を寄せ続けて1週間。母親が掲載されていることに気付いたのでした。
どこかで見たことある名前!? カタカナ書きでおかしいな…。それが我が子ジェシカの名前だったというわけで、まあそれからが大騒ぎです。
跳びあがって、ぐるぐるはね回りカズダンスを彷彿させる喜びよう。親ガメの上に子がガメが乗って。団子状態で重なり合って! 家じゅうがひっくり返ったような騒動。わけもわからずながら、Tylerもにっこにこ顔で渦中の人となってのおおはしゃぎです。
今回、聴講生として小学校でお世話になるのは明日までです。帰国は27日と決まっています。この間10日あまりは、また別な面で日本での体験を積ませてやりたいと思案中です。向こうに帰ればすぐ4年生。
「嬉しくって眠れそうにない」、そう言いながら「おやすみなさい」と襖を閉めたJessie。日本滞在での素敵な記念ができた思いです。