京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「夢の木」

2016年07月17日 | 日々の暮らしの中で
 


金曜日、土曜日と京都で過ごし、ラグビーの練習のために母親と一緒に戻っていったTyler。雨の日も、とにかく毎日曜日はラグビーです。この時季に練習をしっかりしておかないと、いいプレイができないんだと親からも言い含められ、「ゲームになったら見に来てくれる?」とかわいらしいことを。
姉の方は月曜日に帰るからと、今日は友人のAちゃんと映画に行って、夕刻からはまた別の友人宅を訪れて、そのままお泊り。その間、私はひとやすみ。


   「夢の木」  水谷まさる
      ゆすろう、ゆすろう、
      夢の木を
      あおい野原の
      まんなかに
      一本生えてる
      夢の木を。

      ゆすろう、ゆすろう、
      夢の木を
      枝にまっかな
      夢の実が
      ぽとりぽりぽとりと
      落ちるまで。

      ひろおう、ひろおう、
      ひろってたたいて
      わって見よう
      おもちゃがいろいろ
      出るそうな

今の時期、、毎年のように賀茂川沿いに生えた木に青胡桃をみつける。が、秋になって思い出したように覗いてみる日には、もうすでにすっかり収穫された後ということの繰り返し。ガードレール沿いの、下に落ちれば大けがかという場所で、どなたかがきれいにお持ち帰りだ。精一杯熟したのだから、それも胡桃のたどる命か。
 
「人皆に美しき種あり」。子供に、明日何が咲くか。たくさんの夢を実らせて、と祈ろう。
コメント (2)
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