京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

夢ごこち

2016年07月09日 | 日々の暮らしの中で

   「昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓の花……」と紀郎女が詠う。

紅色に染まった刷毛状の花は、ほんわかとした夢見心地の空気感で美しい。
合歓の花を見に行こうと久しぶりのうォーキングに出たが、すでにどこもかしこも咲き揃い、時期的にはかなり遅かった。夕刻も早くから、まだ明るさの残るうちから向き合った細かな葉を寄せ合い、やがてぴったり重ねると、その葉先を垂れて眠るのだとか。

首を真上に向けてもはるか頭上に花をつけるほど高くなる木とわかってはいても、この美しさは一本手元に置いて見つめていたいと思わせる花であり葉の様子。それにしても、明るさなど感知する仕組みはどうなっているのやら。

             
こんな本を出してみた。
娘や息子のためにかなり活用し、孫娘が生まれたときにも利用した。次のTylerのときにはパス気味だったが、今また新たにぼちぼち…。アップリケ用の図柄も豊富に残っていて、まずは二人の孫のためにもああしてこうしてと頭の中が動き出した。
夏休みには手作りしたいというJessieの希望を受け入れて、一緒に過ごす時間も持てそうです。
コメント (2)
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