京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

晩秋

2017年10月30日 | 日々の暮らしの中で

「ゆーき こんこん 来たよ~」
孫のTylerが3歳だった頃、灯油の移動販売車から流れてくる音楽を聞きつけると、こう言って知らせに来たものでした。
車が玄関先などに停車すると、相図変わりにこの音楽が流されるのです。

木枯らし1号が吹いた今日。「♪雪や こんこん 霰や こんこん。 灯油の移動販売に参りました」、とびっくりするほどの音量で流され、車は止まりました。今年初めてではないかしら…。冷たく、きつい風のせいで髪の毛はぼっさぼさに。口からは思わず「さむいィ―!」っと。12度か13度ほどでした。
雲の切れ間、切れ間から差し込む光の筋。その筋も動いているのです。雲が流されていることによる変化なのですが、しばし見惚れていたのが午後3時過ぎ。

紅葉が進み、葉を落としていくのに、松の緑は冬になっても色が変わりません。そろそろ冬支度の頃でしょうか。
コメント (4)
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