京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

つまらない

2022年10月23日 | 日々の暮らしの中で

小学校にもっと専科教員をおくべきだ――。
「運動神経の悪い先生に教わる体育ほどつまらないものはない」

「アルコールランプに火を付けられない先生が行なう理科の実験の下で、
ノーベル賞学者は出て来ない」

どう思われます~?


確かに、つまらないと感じる子供たちは一定程度いるはずだ。ただ、小学校教師と言えど体育が苦手な人はいるだろう。苦手な先生はどうしているのだろうかと思って孫に話を聞いてみた。

3年生で担任が代わってからは、ビデオを見て「こうするんだ」と説明があって実技に入っていたという。上手な子が手本を見せる。教師が跳び箱や、高跳びの手本が見せられない。「そりゃあつまらんよー」って聞こえてきた。
1、2年の時は運動神経抜群の先生で、「めっちゃすごい、すごい!」と言っていたと母親が覚えていた。今、AUSでは体育は専任の先生だ。

先生ができなかったら代わって火を付けてみようとする子が出てくる? 結果、「おお~、できたあ!」なんて感動を子供に与え、それをきっかけに興味や好奇心が自分を突き動かすことになるってことだってありうる、か、な?

孫娘Jessieは国語の時間に音読が指名されると「いいです」っと遠慮したらしいが、英語の授業では先生の代わりをつとめさせられたと聞いていた。
大人も子供も得手不得手があって、相互に関係しあって支え合い、補い合って…???
いやー、教育の場で、しかも教師と児童という関係でも、こういうことが言えるだろうか。

知識を得て、それを基に自分の言葉で考え、想像し、表現する。これが大事!というも、
ビデオを見て、コツをつかみ、イメージしながら体現する。そういう体育の授業は楽しいだろうか。経験がないからわからないが、想像すれば、つまらないだろうなと思えてくる。
コメント
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