京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

欲しいものを探したり、夢見たり

2023年01月16日 | 日々の暮らしの中で

オーストラリアで暮らす孫3人、それぞれに進級し、新しい年度が始まろうとしている。
小学校1年生になるLukas。兄のTylerは小学校6年生に。高校3年生になるのがJessie。
4月なら桜にランドセルかもしれないが、るーちいクンの入学祝に見合うものがない。3人ぶんのメッセージをここに認めようとカードを用意した。
日に日に成長する子供たち。気の利いたひと言、何を書こうか知らん。

【ワガママも、いずれ現実とぶつかり折り合いをつけていくことを覚える。お山の大将から成長していくのだ。だから、非常に早いうちにこのワガママをつぶされると、一生世界は自分の思い通りにならないという気持ちになってしまう。
ワガママとは、希望とか夢とかの源なのです。ワガママとは、欲しいものを探したり、夢見たり、希望を持ったりすることの原点なのです。
やっかいなのは年寄りのワガママで、年をとっても裸の大将やお山の大将では……。】
(続くのですが、ここではカットです)

かつて「ザ・フォーク・クルセダーズ」メンバーとして活躍され、精神科医でもある北山修さんが、10年近くも前になるが、新聞に連載していた「幸せになれない理由」より。

Tylerがネチネチ、いつまでも文句たらたら。聞いていても気分悪くなるしつこさ…。こんな時はしばしばあった。
こういう時、「もう、しつこいなあ!!」と腹を立てるのではなく、「Tyler、根気強いねえ」とでも言い換えるといいんですってね。
当時の彼の担任が学級会で言葉の言い換えを話題にしたことがあったらしく、娘から聞いたことを思いだしている。




今月6日に友人に誘われ、とびつくように同行を申し出た。大きなお年玉をいただいた思いで、申し込みの結果を待っていた。
「年寄りのワガママ」なんかじゃないわ。
コメント (2)
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