京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

K・I・K

2023年12月28日 | 日々の暮らしの中で

年の暮れの小春日、穏やかな日だった。
「しらじらと障子を透かす冬の日」、ほっこりと安らいで、籠り居たまま本など読んでいたい気にもなるが、いよいよお正月までの日数を指折り数えられる数え日の頃となり、用事に追われて落ち着かない日を送っている。

それでも人並みに、ふとこの一年を思い返す瞬間も生まれる。が、やっぱりじっくり振り返るには年が明けてからになりそうだ。

先日何だったか?のテレビ番組を見ていた時、
ミュージシャンDAIGOさんが「K・I・K」、「今年一番の感動」と、頭文字をとって表現したのを思いだして、わが身に引き寄せ、さあて何だろうか…と考えてみていた。なんだろか、一番感動した出来事は。

孫娘Jessieが「K・I・D」、今年一番の「出来事」として高校卒業を挙げた。
産院の廊下で産声を聞いたときからのお付き合い。成長を喜ばせてもらうなか、彼女が一人我が家にやってきていることは大きな出来事にもなる。
家族を思い、弟たちへのお土産もたっぷり買い込んでいる。


                        小林良正さんが言われる。

では、今年一番の「出会い」はどうだろう。読書を通じてもあったような気がする。
やっぱりゆっくり考えられない。

比叡山に靄がかかっているように見えた。
明日は東本願寺に孫娘も連れ立ってお参り予定でいる。

コメント (8)
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