京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「グレイテスト・ショーマン」

2018年02月16日 | 映画・観劇
ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の上映が開始されるので見に行く予定にしていた。相手の不機嫌は見て見ぬふり・・。


19世紀に活躍したアメリカのエンターテイナー、P・T・バーナムの成功が描かれている物語。
偏見、差別を受け、社会から、家族からも排除される弱者たち。彼らはバーナムによって人生の楽しみを教えられ、♪this is me this is me this is me~ と歌い踊る。アイディアで勝負し、全財産を失うが、その仲間たちに背を押され再起、家族との幸せを取りもどし、成功への道を歩み出す。アメリカらしいストーリだが、最後にテロップで流れたバーナムの言葉、「優れた芸術は人生に楽しみを与えてくれる」を心に残して…。

「一切皆苦」、苦しみばかりのこの世、憂きこと多いこの世にあって、心に安らぎや潤いを与えてくれ、心の豊かさを演出してくれるものに藝術、文化がある、と言ってくれている。人生を装飾する楽しみのタネはたくさん持っていたい、と思うのでした。
「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かれど 風も吹くなり 雲も光るなり」。
どなたかが言ってました。-花の命はけっこう長くって、楽しいことはてんこ盛り-って。この心もち、素敵だなと思います。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「花をたてまつる」 | トップ | 眠れぬ夜に »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (Rira)
2018-02-17 16:30:37
映画にも癒されますね♪非日常空間を味わえます。
ひととして生活してる限りはまぁ色々とございますが
好きなことは大事にしたいものです
見て見ぬふり…それもひとつの思いやりとかんじます(^^)
華のいのち、愛しめば 咲き続くような♡
返信する
P・T・バーナム (Rei)
2018-02-17 21:15:57
このエンターテイナーのことも映画のことも知りませんでした。
そうですね、この世に芸術、文化が
存在しなかったら、潤いのないことでしょう。
芸術は時に戦争にも負けないものがありましょう。
林芙美子氏の苦労は半端ではなかったようですが
自由奔放に生きられたと思いますが?

返信する
花のいのち、Riraさん (kei )
2018-02-17 22:11:52
こんばんは。
映画を観て感動することも、ただ架空の世界に遊ぶだけではなく、
私の心を豊かにしてくれているようです。
貴重な楽しみごとです。
それぞれに大切にしていること、関心事はありますね。
今や長寿社会(笑) 気づけば身の回りにも楽しいことはてんこ盛り~。
そんな姿勢で生きていきたいものです。

ムッとしての外出はいただけませんよね。

返信する
潤い、Reiさん (kei )
2018-02-17 22:36:28
内容は知らずに、ミュージカル好きでたちまち気持ちが動いた状態です。
ヒトラーの横暴から芸術作品を護ることに奔走する映画もありました…、と思いだしています。
自由奔放だったとよく言われますね。
でも、何か彼女の人き方の芯の部分に哀しさを感じてしまうのですが…。
「…苦しきことのみ〈多かれど〉 風も…」とした直筆署名入りの詩稿が見つかっていますね。
しかも「赤毛のアン」の翻訳者村岡花子さんの遺族宅で。
尾道へ行ってみたいのにいまだ機会がありません。



返信する

コメントを投稿

映画・観劇」カテゴリの最新記事