京都2日目。
朝食を摂りに京都在住者推薦のイノダコーヒーへ。
外から見ると古い町家風
中はびっくりの広さで、いたるところ昭和のにおいがする。
オーソドックスに「京の朝食セット」を注文。
奇をてらわない朝ごはんは一つ一つがきっちりおいしい。
コーヒーを頼むと「ミルクとお砂糖、入れてきてよろしいですか」と聞かれてびっくり。別に持ってきてもらったけど、飲んでみるとなるほど両方入れたほうがおいしい、濃いコーヒー。入れて、と頼んだらどんな味になったのだろうか。
しっかり、ゆっくり朝食を食べた後は、京都駅前からJRバスにのって高雄へ向かう。以前から計画していたわけではないが、京都に来る途中、ガイドブックを開いたら偶然神護寺と空海の文字が眼に入り、これは行けと言うお告げだと思ってバスに乗ったわけだ。
バスはぐるぐる京都市内を走るが、立命館大学を過ぎるといきなり山の中に入る。まわりは北山杉の林が続き、50分ほどで終点の栂ノ尾へ。
ここは秋の紅葉の名所だが、なるほど周りの山はもみじだらけ。今の季節は新緑がとてもきれいだ。
バス停から参道を上がってまずは高山寺。
鎌倉時代に建てられた国宝の石水院は外側が修復中で全体像が見えないのが残念。シンプルこの上ない室内には運慶作とされるわんこがいた。
このお寺で最も有名な「鳥獣戯画」も飾られていたが、本物はもちろん東京国立博物館の奥にしまいこまれている。
ほとんど人のいない山の中を歩いて金堂へ。こちらは多分江戸時代の建築だ。
高山寺を降りたら川を渡り、坂を下って隣の西明寺へ。
この本堂も元禄時代のものだが、ちょうど開帳して見せてもらったご本尊のお釈迦様は運慶の作、隣の千手観音は平安時代のものでなかなか良い。誰もいないお堂の中でじっくり見せてもらえてラッキー。
さらにこのお寺にはこんなものがある。
もちろん買ってきたが、お金は出るばかりで今の所帰ってくる様子なし。
西明寺からはきれいな清滝川のほとりをしばらく歩いて神護寺へ。もみじの季節にはこの川も「からくれないに水くくる」のだろうなあ、なんて思いながら。
神護寺への参道は長い石段。
途中、一休みしていただいたひやしあめはしょうがが効いておいしかったよ、おばちゃん。
さらに階段を上がって やっと到着。
名残の枝垂桜に迎えられる。
ここの本堂はまたさらに階段を登った所。
昭和の初めに建てられた新しい建物で、内も外も朱塗りが鮮やかだ。
中に入ると真言密教らしい護摩壇が真ん中にあり、その奥の中央が小さな薬師如来、両脇に日光、月光菩薩、さらにその両脇に十二神将と四天王が並ぶ。国宝の薬師如来はもちろん厳かで素晴らしいが、日光、月光菩薩の衣も美しいし、十二神将も楽しい。最近、十二神将がやけに気になるのだ。
本堂から降りて右手に行くとかわらけ投げをする見晴台に出る。
このかわらけが土に返ると共に厄も土に返るのだそうだが、これ2枚で100円はいい商売だなあ。
静かな山の中で緑を堪能して、またバスで京都市内へ戻った。
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外から見ると古い町家風
中はびっくりの広さで、いたるところ昭和のにおいがする。
オーソドックスに「京の朝食セット」を注文。
奇をてらわない朝ごはんは一つ一つがきっちりおいしい。
コーヒーを頼むと「ミルクとお砂糖、入れてきてよろしいですか」と聞かれてびっくり。別に持ってきてもらったけど、飲んでみるとなるほど両方入れたほうがおいしい、濃いコーヒー。入れて、と頼んだらどんな味になったのだろうか。
しっかり、ゆっくり朝食を食べた後は、京都駅前からJRバスにのって高雄へ向かう。以前から計画していたわけではないが、京都に来る途中、ガイドブックを開いたら偶然神護寺と空海の文字が眼に入り、これは行けと言うお告げだと思ってバスに乗ったわけだ。
バスはぐるぐる京都市内を走るが、立命館大学を過ぎるといきなり山の中に入る。まわりは北山杉の林が続き、50分ほどで終点の栂ノ尾へ。
ここは秋の紅葉の名所だが、なるほど周りの山はもみじだらけ。今の季節は新緑がとてもきれいだ。
バス停から参道を上がってまずは高山寺。
鎌倉時代に建てられた国宝の石水院は外側が修復中で全体像が見えないのが残念。シンプルこの上ない室内には運慶作とされるわんこがいた。
このお寺で最も有名な「鳥獣戯画」も飾られていたが、本物はもちろん東京国立博物館の奥にしまいこまれている。
ほとんど人のいない山の中を歩いて金堂へ。こちらは多分江戸時代の建築だ。
高山寺を降りたら川を渡り、坂を下って隣の西明寺へ。
この本堂も元禄時代のものだが、ちょうど開帳して見せてもらったご本尊のお釈迦様は運慶の作、隣の千手観音は平安時代のものでなかなか良い。誰もいないお堂の中でじっくり見せてもらえてラッキー。
さらにこのお寺にはこんなものがある。
もちろん買ってきたが、お金は出るばかりで今の所帰ってくる様子なし。
西明寺からはきれいな清滝川のほとりをしばらく歩いて神護寺へ。もみじの季節にはこの川も「からくれないに水くくる」のだろうなあ、なんて思いながら。
神護寺への参道は長い石段。
途中、一休みしていただいたひやしあめはしょうがが効いておいしかったよ、おばちゃん。
さらに階段を上がって やっと到着。
名残の枝垂桜に迎えられる。
ここの本堂はまたさらに階段を登った所。
昭和の初めに建てられた新しい建物で、内も外も朱塗りが鮮やかだ。
中に入ると真言密教らしい護摩壇が真ん中にあり、その奥の中央が小さな薬師如来、両脇に日光、月光菩薩、さらにその両脇に十二神将と四天王が並ぶ。国宝の薬師如来はもちろん厳かで素晴らしいが、日光、月光菩薩の衣も美しいし、十二神将も楽しい。最近、十二神将がやけに気になるのだ。
本堂から降りて右手に行くとかわらけ投げをする見晴台に出る。
このかわらけが土に返ると共に厄も土に返るのだそうだが、これ2枚で100円はいい商売だなあ。
静かな山の中で緑を堪能して、またバスで京都市内へ戻った。
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