Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

赤坂でミャンマー料理 「シュエジンヨウ(金のかもめ)」

2009-10-08 18:00:22 | 食べ歩き
仕事で打ち合わせの帰り、思いのほか遅くなってしまったので以前ランチに入ったことのあるミャンマー料理屋さんへ。

ミャンマーキッチン SHWE ZIN YAW - 東南アジア料理(その他)(赤坂) [食べログ]

扉を開けてみると雨のせいだろうか、お客さんが一人もいない。
「今日は誰も来なくて寂しいよ~」とビルマ人のママさんが言うので、ゆったり座ってお話しながら食事をさせてもらうことにする。

まずはサラダをもらおうとお茶の葉のサラダ、ラペットゥーを注文。
「一人では多いけど、残ったら持って帰りなさい」
 ということで、これは持ち帰った分。
塩漬けにしたお茶の葉を唐辛子を入れて発酵させ、そこににんにく、ピーナッツ、揚げた小さな豆、ごまなどがたくさん入っている。
ピリピリと辛いところにピーナッツが甘く、揚げた豆がカリカリして面白い食感。

「ミャンマーではどこの家でもお茶の葉を発酵させたものを大きなビンにいっぱい作っておくの。にんにくや豆も揚げておいて、お客さんが来たらすぐにラペットゥーを出すの」
なるほど、お茶うけや酒のつまみにとりあえず、ってやつですね。

もう一つ頼んだのはココナッツミルクの麺というオンノカウスエ。
 カメラを持っていなかったのでこの写真はAll aboutの記事からおかりしました。

鶏がらのスープにココナッツミルクと豆の粉を入れたというこのスープ、とろりと濃厚でめちゃくちゃおいしい!揚げた唐辛子も少し入っているが辛くはなく、香菜などのハーブも効いてたまらない。

「このスープは豆がとても体にいいの」と言うが、なるほど病気の時などこのスープだけで十分栄養が取れそう。
チュニジア料理「イリッサ」のヒヨコマメのスープにも良く似ている。

濃厚なこのスープに、しかしラーメンが入るとボリュームは120%。しかもラペットゥーの豆も散々食べているのでお腹はパンパン。でもたった一人の客としてこのおいしいスープを残すわけにはいかない、とがんばって完食したら麺がのどから出そうになった。

ママさんからミャンマー料理の話もいろいろ聞けて、一人でも楽しい夕食になった。


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コメント (3)
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