Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

家族で岩手 3 道の駅めぐり

2009-10-12 15:57:56 | 国内旅行
家族で行った岩手、移動の間は何をしていたかと言うと、ひたすら道の駅めぐり。
観光地には目もくれず、地図で道の駅を見つけては片っ端から寄り道していくのが我が家のお楽しみ。
ばかばかしいけど、これが楽しいのだ。

繋温泉を出てまず最初に立ち寄ったのは「雫石あねっこ」
 ここは規模が大きくてお客さんもいっぱい。野菜コーナーが充実していて、山盛りのかご3つ分も宅配している人もいる。

いろいろ買い込みたくなるが、まだ一ヶ所目だからと自制して、軽食コーナーで朝からおやつ購入。
 中にりんごジャムが入ったかわいいパイ、一口サイズが3つで180円、だったかな。

進路をさらに西に取り、トンネルを抜けるとそこは秋田県。
田沢湖の周りをまわりながら、写真一枚撮らないのが我が家流。

ここから北に向かって35キロ、このためだけに来た2ヶ所目、道の駅「あに」
 またぎの里を称する山奥だ。
 
売っているものも野趣満点で、鹿の肉やら熊の肉、山の茸も大袋で売られている。
めずらしい「ミズの実」を売っていたのでいとこが「どうやって食べるんですか」とおばさんに聞いたら「まんずゆでて、※$%&?*¥」「????」
さらに茸を眺めていたら、おじさんがいきなり「舞茸、買ったが?※$%&?*¥」
すいません、まったくわかりません。ディープ秋田、恐るべし。

ここでもまたおやつ購入。
 
どぶろくプリンは食べるとほんのりどぶろくの香り。
もろびせんべいは小麦粉と砂糖だけで作られた素朴なお菓子で、味は鉱泉せんべいのようだがもっと歯ざわりがあって自分好み。ああ、もっといっぱい買えばよかった。

ここからはもと来た道を戻り、角館を素通りして3ヶ所目、「なかせん」
 
ドンパン節の故郷らしいが、米所らしくこめこめプラザなんてものが併設され、中ではおかきが焼かれている。
 ガラス窓越しに見学通路があるが、遠すぎてちょっとつまらない。

ここの農産物直売所では面白いものを見つけた。
 
ポポーというこの果物、鼻を近づけるとパイナップルとバナナを混ぜたようなトロピカルな香りがする。
「おいしいよ」とおばちゃんが言うし、3つで100円と安いので買って夕食後に食べてみた。
食感はやわらかいマンゴーみたい、味は甘くて酸味がほとんどなく、やはり独特のトロピカルな香りが鼻を抜ける。試食した全員、「嫌いじゃないよね、おいしい、かも?」と微妙な感想だったのはたぶんこの香りのせい。

帰宅後に検索してみたら、これはアメリカ原産のバンレイシ科の果物。釈迦頭やチェリモヤの仲間だが、かなり寒いところでも育つらしい。流通が難しいのか苗は売られているが果実を売っているところはほとんどないようで、これは珍しいものにありついた。

夕方になってたどり着いた4ヶ所目は「雁の里せんなん」
 
秋田限定ドロップをいろいろ売っていたけど、さすがにこれはパス。

岩手側に戻って一泊した後も道の駅めぐりは続く。
 道の駅「錦秋湖」

湯田温泉のある西和賀町は山菜ときのこが特産なので、駅前の物産館も道の駅もこの通り。
 

さらに最後に寄った「みずさわ」でまたきのこ発見。
 
香茸というこのきのこ、名前の通りとても香りがいい。が、松茸同様、人工栽培ができないので値段が高いのだ。しかし安いものよりお高い大きいのは香りのよさがぜんぜん違う。というわけで大きいのを一つ買って4人で分割。家に帰ってから炊き込みご飯にしたらとてもいい香りが楽しめた。味はほとんどないけど。

 あちこちで買い集めた雑きのこは油炒めしてから茸汁に。
これもおいしかった~。

「こんな旅行ははじめて」といういとこたちの帰りの荷物は持ち上がらないほど重くなっていた。


にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする