最近すっかり温泉ブログと化してしまった当サイト。
温泉つながりでハンガリーのことを思い出した。
ハンガリーへ旅行したのはちょうど10年前、1999年の9月のこと。
なぜハンガリーへ行こうと思い立ったのか、今となっては思い出せないが、決めてから調べてみると温泉がたくさんある。それでは、とあちこちの温泉を入り歩いた。
まずブダペストに到着早々、最初に泊まったホテルがThermal Hotel Heliaという温泉ホテルだった。
市内にある大型ホテルで、観光にも便利だったと思う。
が温泉は水着を着けて入る屋内プール式で、水温も温水プールより低いくらい。においもなにもなく、温泉の雰囲気はまったくなかった。
次に行ったのはラーツ温泉。
ここは曜日によって男性、女性が入れ替わる。
入り口のおばちゃんにお金を払い、貴重品を預けようとすると、おばちゃんが何か一生懸命に言っている。大体ハンガリーは英語が通じないところが多かったが、なんとか理解したところでは、夕方なので自分はもうすぐ帰る、だから早くしてくれ、と言うことだった様子。わかった、わかった、と身振りで伝えてエプロンをもらって更衣室へ向かう。
ハンガリーの裸で入る温泉ではこのエプロンがつきもの。首からかけて前を覆う形だが、当然後ろは丸見えで、AVのネタじゃないがいやらしいと言うよりも、いまや死語になった「エッチ」という言葉がぴったり。これなら丸裸の方がましだと思うのだが、習慣だから仕方ない。
このラーツに関してはどんなお湯だったかまるで記憶にない。エプロンではしゃぎ、帰り時間を気にしていたので記憶が飛んでしまったか。
次に行ったのは有名なセーチェニ温泉。
市民公園の中にあり、すぐ隣に動物園、そのまた隣にはレストランの「グンデル」がある。
この温泉内はすべて水着着用の混浴。水着を持っていかなかったらレンタルがあった。いささか大きくて苦労した気がするが。
中はとても大きくて部屋も浴槽もたくさんある。一番大きくて有名なのは屋外の大プール。よくここでチェスをしている様子が紹介されるが、本当にチェスをしているおじさんあり、泳ぐおばさんありで大人気。平日でもずいぶん混んでいたが、ここの水温は我々には低すぎて寒い。もっぱら屋内のスチームサウナで暖まった。
世界遺産となっている村ホロッケーからエゲルの町へ車で移動した時は遠回りをしてミシュコルツというところへ寄ってもらった。ここには有名な洞窟温泉があるということだったので。
写真はHPから
温泉は確かにあった。しかもここは地元民に大人気で、大勢の人で混んでいた。
しかしここは我々の感覚から言うと温泉ではなく大プール遊園地。子供たちがキャーキャー騒ぎ、しかも洞窟温泉の水温は低い。HPには水温30度とあるが、入った感覚ではそれ以下。しばらく入っていても体がぽかぽかしてくると言うこともなく、わざわざ行った割には期待はずれの温泉だった。
ブダペストに戻ってからは渋いキラーイ温泉へ。
外から見るとトルコのハマムのような丸屋根で、これは期待ができる。
ラーツと同じく、ここも曜日ごとの男女入れ替え、エプロン着用のお風呂。中は外観からは想像できないほど広く、大きな浴槽が4つほどあったと思う。一番熱いお湯で40度、日本人としてはこれが適温だがハンガリー人には人気がなく、メインの浴槽は36,7度の体温程度、ここにジモティーと思われるおば様方が集まっている。みなさん、エプロンなど着用せず、中には頭に巻いてターバンにしているおばさんもあり、丸屋根の小さな丸窓から入る薄明かりの中、目をつむってゆったりと入浴している。う~む、さすがこのおば様方はできる、温泉の入り方を知っている、と同じ浴槽でまったり。
ハンガリーの温泉ではここが一番よかった。
最後は超有名どころ、ゲレルト温泉。
左がホテルの入り口、真ん中が温泉の入り口だったと思う。
豪華なロビーに入ると右側に有名な混浴温泉プールがあるのだが、そのほかに曜日ごと入れ替え制の内湯がある。
ここにはエプロンもなく、お湯の温度も高めで、大勢のお客で混み合う浴場は日本の大型ホテルの大浴場のよう。
すらりとスリムなお嬢さんがこんな↓どっしりしたおばさまになる過程をすべて観察できて
有意義なゲレルト温泉だった。
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温泉つながりでハンガリーのことを思い出した。
ハンガリーへ旅行したのはちょうど10年前、1999年の9月のこと。
なぜハンガリーへ行こうと思い立ったのか、今となっては思い出せないが、決めてから調べてみると温泉がたくさんある。それでは、とあちこちの温泉を入り歩いた。
まずブダペストに到着早々、最初に泊まったホテルがThermal Hotel Heliaという温泉ホテルだった。
市内にある大型ホテルで、観光にも便利だったと思う。
が温泉は水着を着けて入る屋内プール式で、水温も温水プールより低いくらい。においもなにもなく、温泉の雰囲気はまったくなかった。
次に行ったのはラーツ温泉。
ここは曜日によって男性、女性が入れ替わる。
入り口のおばちゃんにお金を払い、貴重品を預けようとすると、おばちゃんが何か一生懸命に言っている。大体ハンガリーは英語が通じないところが多かったが、なんとか理解したところでは、夕方なので自分はもうすぐ帰る、だから早くしてくれ、と言うことだった様子。わかった、わかった、と身振りで伝えてエプロンをもらって更衣室へ向かう。
ハンガリーの裸で入る温泉ではこのエプロンがつきもの。首からかけて前を覆う形だが、当然後ろは丸見えで、AVのネタじゃないがいやらしいと言うよりも、いまや死語になった「エッチ」という言葉がぴったり。これなら丸裸の方がましだと思うのだが、習慣だから仕方ない。
このラーツに関してはどんなお湯だったかまるで記憶にない。エプロンではしゃぎ、帰り時間を気にしていたので記憶が飛んでしまったか。
次に行ったのは有名なセーチェニ温泉。
市民公園の中にあり、すぐ隣に動物園、そのまた隣にはレストランの「グンデル」がある。
この温泉内はすべて水着着用の混浴。水着を持っていかなかったらレンタルがあった。いささか大きくて苦労した気がするが。
中はとても大きくて部屋も浴槽もたくさんある。一番大きくて有名なのは屋外の大プール。よくここでチェスをしている様子が紹介されるが、本当にチェスをしているおじさんあり、泳ぐおばさんありで大人気。平日でもずいぶん混んでいたが、ここの水温は我々には低すぎて寒い。もっぱら屋内のスチームサウナで暖まった。
世界遺産となっている村ホロッケーからエゲルの町へ車で移動した時は遠回りをしてミシュコルツというところへ寄ってもらった。ここには有名な洞窟温泉があるということだったので。
写真はHPから
温泉は確かにあった。しかもここは地元民に大人気で、大勢の人で混んでいた。
しかしここは我々の感覚から言うと温泉ではなく大プール遊園地。子供たちがキャーキャー騒ぎ、しかも洞窟温泉の水温は低い。HPには水温30度とあるが、入った感覚ではそれ以下。しばらく入っていても体がぽかぽかしてくると言うこともなく、わざわざ行った割には期待はずれの温泉だった。
ブダペストに戻ってからは渋いキラーイ温泉へ。
外から見るとトルコのハマムのような丸屋根で、これは期待ができる。
ラーツと同じく、ここも曜日ごとの男女入れ替え、エプロン着用のお風呂。中は外観からは想像できないほど広く、大きな浴槽が4つほどあったと思う。一番熱いお湯で40度、日本人としてはこれが適温だがハンガリー人には人気がなく、メインの浴槽は36,7度の体温程度、ここにジモティーと思われるおば様方が集まっている。みなさん、エプロンなど着用せず、中には頭に巻いてターバンにしているおばさんもあり、丸屋根の小さな丸窓から入る薄明かりの中、目をつむってゆったりと入浴している。う~む、さすがこのおば様方はできる、温泉の入り方を知っている、と同じ浴槽でまったり。
ハンガリーの温泉ではここが一番よかった。
最後は超有名どころ、ゲレルト温泉。
左がホテルの入り口、真ん中が温泉の入り口だったと思う。
豪華なロビーに入ると右側に有名な混浴温泉プールがあるのだが、そのほかに曜日ごと入れ替え制の内湯がある。
ここにはエプロンもなく、お湯の温度も高めで、大勢のお客で混み合う浴場は日本の大型ホテルの大浴場のよう。
すらりとスリムなお嬢さんがこんな↓どっしりしたおばさまになる過程をすべて観察できて
有意義なゲレルト温泉だった。
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