Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

雨の香港で食べまくる

2010-05-13 02:11:13 | 東アジア
1ヶ月ぶりにまた香港。

前回は4月と言うのにやけに寒くて、おまけに腹まで壊して散々だったが、今回は到着してみると既に30度。湿度はおそらく80%以上で、そうそう、香港はこうじゃなくちゃね。

到着早々、まずは街市に果物を仕入れに行く。
 日曜の市場はこの人ごみ。
この市場に休みはあるのだろうか。

 
5月ともなればいろいろな果物が出てきてうれし~。まずは普通の赤いライチーを買ったら、他の店で「妃子笑」というなんとも魅力的な名前の緑のライチーを発見。値段は倍だが、食べ比べてみると赤いのより香りがいいような気がする。

夜は珍しく九龍サイドまで足を伸ばす。それというのもなにやら新しい観光スポットができたという情報を仕入れたから。
 1881 Heritage は元水上警察本部。
長らく廃墟のようになっていたのを再開発して、ティファニーなどの高級ブランドショップにホテル、レストランの複合施設になった。

 
入り口を入ると中の構造は確かにお役所っぽい。廊下を抜けると中庭があって、その向こうに目指す中華レストラン、Loong Toh Yuen があった。

 
内装は格子のパネルがおしゃれで高級感が漂う。
ここで飲茶が食べられると聞いてきたのだが案の定夜はやっていなくて、それでは、と覚悟を決めてアラカルトを頼む。

 まずはエビとパイナップルを牛肉で巻き、マヨネーズ風のソースでからめたもの。ちょっと甘いが面白い組み合わせ。
 焼き物の盛り合わせ。五香などのスパイス使いが上品で食べやすい。
 カイランのニンニク炒め。香り豊かなニンニクがフレッシュで、これが実は一番おいしかったりする。
 海軍なんとか粥と名づけられたこれは海鮮粥。中にエビやカニ、貝がいっぱい入っているが味はちょっと薄めで、量は多いがやや物足りない。

全体に上品な味付けで癖がないが、値段は料理よりも雰囲気代かも。ここは昼の飲茶の方がいいかもしれない。

食事をしているうちに外は南国っぽい雨になった。
この雨の中を腹ごなしに歩いて男人街へ。
 天気のせいか客の姿は少ないが、屋台はしっかり出ている。
 
毛沢東トランプとか、変なTシャツとか、ひやかして歩くのは楽しい。

ここを突っ切ってさらに行くと、暗い路地から下手な歌声。
 香港にもこんな路上カラオケがあるとは知らなかった。
 周りにはたくさんの占い屋台。
下町のこのあたりは結構怪しい。

そしてたどり着いたのは以前にも来た「源記渣搾」
 老若男女、相変わらずジモティーでにぎわっている。
 
今回も迷わずジャージャ、白玉入りにしてみたらこのゴマ団子がまたおいしい!連れはフルーツの乗った仙草ゼリーを頼んだが、スイカが甘くておいしかったそうだ。


しっかりデザートまで食べて満腹になった翌日、お昼にはちゃんとまたお腹がすく、ということで、まるで「ブレードランナー」の世界のような雨の香港を歩いてワンチャイへ。
目指すはこちら
  ロースト肉のお店。

男性客率の非常に高い店内で、お兄さんと当然のごとく相席になって
 三宝飯をいただく。
三宝とは叉焼、鴨のロースト、鶏のローストのこと。鴨も肉が厚くておいしかったが、特に甘い叉焼のおいしいこと。次は叉焼飯にしようかな。目の前のお兄さんが食べていた鶏唐揚げにカレーをぶっかけたご飯もおいしそうだったけど。

さらに帰国日は恒例の1人飲茶。いつもの鳳城酒家で
  
香菜の効いたさつま揚げにマンゴーゼリー、ニラ蒸餃子。ここはいつ来てもおいしいなあ。
でも今回一番のヒットはこれ
 黄色い餡の入ったお饅頭、甘いカスタードかと思ったら塩味でどうもアヒルの卵らしい。それが半熟でとろっとしている。一体どうやって作るのだろうか。

香港はお腹でも壊さない限り体重的に非常にやばい。
さっさと帰ろう。


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コメント (7)
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