3月22日
朝、黎明の町、というか村をお散歩。
なんだかちょっと時代劇の中の宿場町みたいな雰囲気で
ホテルと称する旅籠があったり、何でも屋さんがあったり。
小学校では授業の前に校庭をみんなでお掃除する決まりらしい。
それが済んだらみんな朝食の買出し。
メニューはどうもマントウしかないみたい。
そのうちに馬を連れたおじさんたちが三々五々集まってきた。
今日はこれからハイキングに出かける。
あまり歩きたくない人は馬で、とのことだが、自分のお尻は馬とは相性が良くないので、日頃の運動不足解消も兼ねて歩くことにする。
道路脇に並んだ家の裏手に回り、すぐにハイキング道に入る。
ここは千亀山という観光地区、いっちょ前に英語やらトンパ文字風の看板が立ち、スタート地点が標高2214メートル、山の頂上は2700メートルとの標識もある。
馬のいく道とは別のハイキング道はきれいに整備されて階段になっている。
でもこの階段ってやつは単調で、腿が痛~い。
道の両脇には木が茂り、見晴らしもあまり良くないのだが、たまに木々の隙間から見える景色はなかなかの壮観。
面白い形の岩があったり、変わった地層が見えたり。
1時間も歩いただろうか、やがて馬の一行と合流。ここから先は馬では行けないから、と全員歩くが
この先こそ大変、さらに急な階段を上がり、最後は崖をよじ登るうち、まわりの岩がなるほど、まるで亀の甲羅のような形になってきた。
そしてここから先は靴を脱いで上がれ、との標識と下駄箱小屋。それというのもこの先は
本当に亀が千匹うずくまっているような奇観!
靴で歩いてはこの面白い岩が傷ついてしまうから、とのことだが、太陽に温められたこのポコポコの岩の上を裸足で歩くととても気持ちいい。
頂上からはまわりの見晴らしも良く、
シャクナゲの花もちらほら。例年ならこの時期、山中がシャクナゲの花でいっぱいになるのだが、今年は雨が少なくてつぼみが開かないとのこと。ちょっと残念。
珍しい景色を堪能したらちょっと遠回りをして来た道とは別の道で帰る。
こちらは村人が馬を連れて通る道、のんびりして楽しい。
里に下りれば、何の花だろうか、果樹が花盛り。
雲南は「四時如春」(いつでも春のよう)というそうだが、今は本当の春。
村の人たちものんびり日向ぼっこ。
男性はなにやら楽器を吹いて遊んでいるが
華やかな帽子のお姉さんはお仕事中。どうも靴かスリッパの中敷のようだけれど、こんなにきれいな刺繍を踏んでしまうのかしら。
このお向かいにはなにやら怪しげなものをたくさん並べた土産物屋があったが、棚を良く見ると袋にきのこがたくさん入っている。
雲南はきのこの名産地、これは買って帰らねば、とのぞいていると、さっきの刺繍のお姉さんが店番だった。
たくさんの種類がある中、以前にきのこ鍋屋で見たことのある牛肚菌(これは中国では高級きのこらしい)と白きのこというのを選択。1キロ買っていくらだったか忘れてしまったが、牛肚菌は鍋にしたらとろとろしておいしかった。
観光客などめったに行くことがないであろう黎明だが、とてもいい所だった。
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朝、黎明の町、というか村をお散歩。
なんだかちょっと時代劇の中の宿場町みたいな雰囲気で
ホテルと称する旅籠があったり、何でも屋さんがあったり。
小学校では授業の前に校庭をみんなでお掃除する決まりらしい。
それが済んだらみんな朝食の買出し。
メニューはどうもマントウしかないみたい。
そのうちに馬を連れたおじさんたちが三々五々集まってきた。
今日はこれからハイキングに出かける。
あまり歩きたくない人は馬で、とのことだが、自分のお尻は馬とは相性が良くないので、日頃の運動不足解消も兼ねて歩くことにする。
道路脇に並んだ家の裏手に回り、すぐにハイキング道に入る。
ここは千亀山という観光地区、いっちょ前に英語やらトンパ文字風の看板が立ち、スタート地点が標高2214メートル、山の頂上は2700メートルとの標識もある。
馬のいく道とは別のハイキング道はきれいに整備されて階段になっている。
でもこの階段ってやつは単調で、腿が痛~い。
道の両脇には木が茂り、見晴らしもあまり良くないのだが、たまに木々の隙間から見える景色はなかなかの壮観。
面白い形の岩があったり、変わった地層が見えたり。
1時間も歩いただろうか、やがて馬の一行と合流。ここから先は馬では行けないから、と全員歩くが
この先こそ大変、さらに急な階段を上がり、最後は崖をよじ登るうち、まわりの岩がなるほど、まるで亀の甲羅のような形になってきた。
そしてここから先は靴を脱いで上がれ、との標識と下駄箱小屋。それというのもこの先は
本当に亀が千匹うずくまっているような奇観!
靴で歩いてはこの面白い岩が傷ついてしまうから、とのことだが、太陽に温められたこのポコポコの岩の上を裸足で歩くととても気持ちいい。
頂上からはまわりの見晴らしも良く、
シャクナゲの花もちらほら。例年ならこの時期、山中がシャクナゲの花でいっぱいになるのだが、今年は雨が少なくてつぼみが開かないとのこと。ちょっと残念。
珍しい景色を堪能したらちょっと遠回りをして来た道とは別の道で帰る。
こちらは村人が馬を連れて通る道、のんびりして楽しい。
里に下りれば、何の花だろうか、果樹が花盛り。
雲南は「四時如春」(いつでも春のよう)というそうだが、今は本当の春。
村の人たちものんびり日向ぼっこ。
男性はなにやら楽器を吹いて遊んでいるが
華やかな帽子のお姉さんはお仕事中。どうも靴かスリッパの中敷のようだけれど、こんなにきれいな刺繍を踏んでしまうのかしら。
このお向かいにはなにやら怪しげなものをたくさん並べた土産物屋があったが、棚を良く見ると袋にきのこがたくさん入っている。
雲南はきのこの名産地、これは買って帰らねば、とのぞいていると、さっきの刺繍のお姉さんが店番だった。
たくさんの種類がある中、以前にきのこ鍋屋で見たことのある牛肚菌(これは中国では高級きのこらしい)と白きのこというのを選択。1キロ買っていくらだったか忘れてしまったが、牛肚菌は鍋にしたらとろとろしておいしかった。
観光客などめったに行くことがないであろう黎明だが、とてもいい所だった。
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