Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北茨城 家族旅行 2 お魚三昧

2010-05-29 23:25:50 | 国内旅行
太平洋に開かれた窓ならば日の出はさぞ壮観であろう。

 が、この日はあいにくの曇り空。海も結構荒れている。

それでもせっかくの大きなお風呂なのでもう一度大浴場へ行き、フロント横の食事処で朝ごはん。
 
さすが水戸の納豆はうまい、とご飯を食べていたら蕎麦の実のおかゆが来て
 さらに焼きたてほかほかのかじめパンまで運ばれてきた。

チェックアウトの際にはかじめうどんのお土産までいただいて、丁寧なお見送りをされて宿を出発。
夜のお食事は正直、がんばっている割にはいまいちだったけれど、ここは冬のアンコウ鍋の時期にはいいかもしれない。

さて、海辺に来たからにはお魚を買って帰らねば、とまず向かったのはこちら。
 
日立おさかなセンター。
2棟並んだ細長い建物の中は全部魚屋さん。お刺身の店、干物の店、貝類の店、といろいろ並んでいて、必ずしも地の魚ばかりではないけれど、ちゃんと産地を明記しているところが良心的。
  
めひかりとかどんことか、アンコウもそうだが地元の魚はぬるぬる深海系の魚が多いみたい。それにしても安い。

トロ箱いっぱいに魚を買い込んで、次は南の大洗へ向かう。
さらにお魚を見ようとやって来たのは
 アクアワールド 茨城県大洗水族館
大洗水族館|アクアワールド・大洗ホームページ

平日の昼間だし、きっと館内はガラガラ、と思っていたら駐車場には大型観光バスがずらり。
そして中に入ると保育園から中学、高校まで、遠足の子供だらけで大騒ぎ。
予想外のにぎやかさに家族はどんびきするが、大好きな水族館を見ないで帰るのはいやだ、と年寄りを引きずって入る。
 まずは大水槽のイワシの群れにうっとり。大きな魚が近づくと群れの形がたちまち変わるところが面白くて見飽きない。
しかし、おさかなセンターの続きじゃないけど、見慣れた魚を見るとつい「塩焼きにすれば」とか「煮つけで」とか思っちゃう。

これも大好きなクラゲの展示。
 
 
でもクラゲに関しては山形県鶴岡市の加茂水族館にかなわない。ここはもうずいぶん前、温泉の帰りに他に見るところもなくてたまたま入ったのだが、その見事なクラゲの展示にすっかりファンになった。

大洗の見所はクラゲよりもまずマンボウ。
 
大きな水槽に子供より大きなマンボウが4,5匹泳いでいる。さらに大きいのは剥製だけれど、3メートル以上あるそうな。

そしてさらに面白いのがサメ。この水族館は「サメの飼育種類数日本一」を目指しているそうで、40種以上もいるらしい。
 
 
確かに大きいのから小さいのまで、いろんなサメがいる。中にはエイかと思うようなサメがいるが、エイとサメは軟骨魚綱板鰓亜綱のお仲間で、鰓穴が腹面にあればエイ、側面にあればサメなんだそうだ。
 
左のサメの卵はスペインの水族館でも見たことがあるが、袋から紐のようなものが伸びていてこれが海草に絡みつくらしい。中ではサメの胎児がモゾモゾ動いていて不気味。でこれが生まれると右のような目つきの悪い子ザメになる。

このサメのコレクションが見られただけでも大収穫。
うるさかったけど、アクアワールド、面白かった。

 最後は弟に水戸の駅まで送ってもらい、日立製作所の人が必ず手土産にするという噂の「大みかまんじゅう」を抱えて、さあ、またスーパーひたちで帰りましょう。


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コメント
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