2010年10月29日から11月4日 五島列島・隠れキリシタン紀行
10月29日
秘境添乗員・金子貴一氏の主宰するツアーに参加するため、集合先の福岡へ。
集合時間は五島行きのフェリーが出る23時半だが、せっかく久しぶりに福岡へ行くのだから、と朝8時半の羽田発で出発する。
福岡空港はその便利さが一番の魅力。
空港地下から地下鉄に乗ればわずか15分で福岡の中心街に出てしまう。
福岡に来たからにはこれははずせない、とまず向かったのは博多ラーメンの店。
隠れた名店でも探そうかと思ったが、結局面倒になって最も有名な天神のこの店へ。
周りに何店舗かある中でも一応本店にこだわってみたが、そんなことをするのは結局観光客らしく、最近改装したばかりらしいモダンな店内はよそ者ばかり。
でもおかげできょときょと写真を撮っていても大丈夫だし、やっぱり細麺のとんこつラーメンはおいしい。スープが濃厚だけれどへんにくどくなく、テーブルの上のもやしがこれまた妙においしい。
とまずはお腹を落ち着かせて、ここからは西鉄に乗って太宰府へ。
駅前の広場から大きな通りを行けばすぐに天満宮の参道だが、駅の裏手から静かな道を10分ほど行くと
九州国立博物館の裏手(?)に到達する。ここから予想外に急な階段をえっちらのぼると
ガラス張りの壁面にまわりの森が映る巨大な博物館。
内部の木組みの天井も見事で見とれてしまう。
この博物館の展示室は3階と4階。
まずは4階の文化交流展示室へ。
こちらの常設展示はアジアとの交流をメインテーマに縄文時代から遣唐使の時代、中世、近世へと時代順になっているのだが、中央の時代順展示室から横につながった部屋の展示にはいささか唐突なものもあり、時代順というわりには全体にあまり流れが感じられない。テーマ展示の中には面白いものもあるのだが、なんだかバラバラとした印象。
アジアとの交流のメインテーマもわかるようなわからないような。
常設展のための展示品が余り充実していないので苦労している、といったところだろうか。
ちょっとがっかりしつつ、3階の特別展「誕生!中国文明」へ。
河南省出土のものを中心としたこの展示、それほど期待していなかったのだが、こちらは良くまとまっていて見やすく、かなり面白かった。
広大な中国の地域を絞り、時代も一応夏王朝から宋代までとしつつ、古い時代に絞っているのがいいのだろう。
王朝の権威品、技術、美の三部に分けた展示も時代をまたぎつつわかりやすい。
この博物館は常設展よりも特別展を見に行くべきところなのかもしれない。
文句を言いつつ4時間も展示を見ていたら疲れ果ててしまった。
カフェで一休みしたところで後から来たツアー同行者のお姉さまと合流。
二人で天満宮にお参りに行く。
博物館から天満宮へはこんなトンネルをくぐっていく。
こちらには動く歩道にエスカレーター。出るとすぐに天満宮の境内につながる、こちらが正面入り口だったのだろうか。
もう受験とは縁のなくなった二人はお参りもおざなり。微々たるお賽銭を上げ、飛梅を眺めて太宰府を後に博多へ戻る。
さて、今回の旅、当初の予定では最初に書いたように博多港からフェリーで五島へ渡るはずだった。
ところが折悪しく台風が接近中、博物館見学中に添乗員から電話が入り、フェリーが欠航してしまったので今夜は急遽福岡泊まり、明朝の飛行機で五島に入ると言う。
そこで指定された博多駅前のビジネスホテルにチェックインし、もう1人ツアーの同行者を伴って、今夜はゆっくり行こう、と西中洲の水炊きのお店へ。
金曜の晩とてどこも大盛況らしいなか、やっと予約を入れられた「華味鳥」さん
博多 華味鳥|西中洲店(水炊き料理)
コースをお願いするとまず鶏刺しと明太子、レバーが出てきて
いよいよ水炊き登場。
鍋の中は鶏だしなので、これが暖まったらまずはちょっと塩と葱を足しただけでこのスープをいただく。これがいいおだしでおいし~。そして最初のお肉をいただいた後で
野菜や鶏モツ、つくねを投入。このつくねを入れてくれたお姉さん、博多っ子らしく明るくてのりがいい。
そして最後はもちろん雑炊。
これを食べなきゃねー、と言いつつお腹はパンパン。
本場博多の水炊きはやっぱりおいしかった。
満足して店を出たがまだホテルには戻らない。
次に向かったのは船の出ない博多港。
ここにある日帰り温泉施設に乗船前に入ろうと目をつけておいたのだ。
温泉の名前は「波葉の湯」
みなと温泉 波葉の湯 - 天然温泉露天風呂 福岡市博多区 ベイサイドプレイス博多
広くてなかなかきれいな施設、若い女の子やカップルが結構来ている。
ところでこの施設でよかったのはお風呂よりも岩盤浴。
ここには温度が違う岩盤浴の部屋が5つもあって、広い休憩室にはテレビ付きの寝椅子にマンガも完備。こんなところで出たり入ったりしていたら一日なんてあっという間に経ってしまいそう。これで1400円は安い!
博多っていいなあ、と思いつつ、さあ、明日から五島だ。
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10月29日
秘境添乗員・金子貴一氏の主宰するツアーに参加するため、集合先の福岡へ。
集合時間は五島行きのフェリーが出る23時半だが、せっかく久しぶりに福岡へ行くのだから、と朝8時半の羽田発で出発する。
福岡空港はその便利さが一番の魅力。
空港地下から地下鉄に乗ればわずか15分で福岡の中心街に出てしまう。
福岡に来たからにはこれははずせない、とまず向かったのは博多ラーメンの店。
隠れた名店でも探そうかと思ったが、結局面倒になって最も有名な天神のこの店へ。
周りに何店舗かある中でも一応本店にこだわってみたが、そんなことをするのは結局観光客らしく、最近改装したばかりらしいモダンな店内はよそ者ばかり。
でもおかげできょときょと写真を撮っていても大丈夫だし、やっぱり細麺のとんこつラーメンはおいしい。スープが濃厚だけれどへんにくどくなく、テーブルの上のもやしがこれまた妙においしい。
とまずはお腹を落ち着かせて、ここからは西鉄に乗って太宰府へ。
駅前の広場から大きな通りを行けばすぐに天満宮の参道だが、駅の裏手から静かな道を10分ほど行くと
九州国立博物館の裏手(?)に到達する。ここから予想外に急な階段をえっちらのぼると
ガラス張りの壁面にまわりの森が映る巨大な博物館。
内部の木組みの天井も見事で見とれてしまう。
この博物館の展示室は3階と4階。
まずは4階の文化交流展示室へ。
こちらの常設展示はアジアとの交流をメインテーマに縄文時代から遣唐使の時代、中世、近世へと時代順になっているのだが、中央の時代順展示室から横につながった部屋の展示にはいささか唐突なものもあり、時代順というわりには全体にあまり流れが感じられない。テーマ展示の中には面白いものもあるのだが、なんだかバラバラとした印象。
アジアとの交流のメインテーマもわかるようなわからないような。
常設展のための展示品が余り充実していないので苦労している、といったところだろうか。
ちょっとがっかりしつつ、3階の特別展「誕生!中国文明」へ。
河南省出土のものを中心としたこの展示、それほど期待していなかったのだが、こちらは良くまとまっていて見やすく、かなり面白かった。
広大な中国の地域を絞り、時代も一応夏王朝から宋代までとしつつ、古い時代に絞っているのがいいのだろう。
王朝の権威品、技術、美の三部に分けた展示も時代をまたぎつつわかりやすい。
この博物館は常設展よりも特別展を見に行くべきところなのかもしれない。
文句を言いつつ4時間も展示を見ていたら疲れ果ててしまった。
カフェで一休みしたところで後から来たツアー同行者のお姉さまと合流。
二人で天満宮にお参りに行く。
博物館から天満宮へはこんなトンネルをくぐっていく。
こちらには動く歩道にエスカレーター。出るとすぐに天満宮の境内につながる、こちらが正面入り口だったのだろうか。
もう受験とは縁のなくなった二人はお参りもおざなり。微々たるお賽銭を上げ、飛梅を眺めて太宰府を後に博多へ戻る。
さて、今回の旅、当初の予定では最初に書いたように博多港からフェリーで五島へ渡るはずだった。
ところが折悪しく台風が接近中、博物館見学中に添乗員から電話が入り、フェリーが欠航してしまったので今夜は急遽福岡泊まり、明朝の飛行機で五島に入ると言う。
そこで指定された博多駅前のビジネスホテルにチェックインし、もう1人ツアーの同行者を伴って、今夜はゆっくり行こう、と西中洲の水炊きのお店へ。
金曜の晩とてどこも大盛況らしいなか、やっと予約を入れられた「華味鳥」さん
博多 華味鳥|西中洲店(水炊き料理)
コースをお願いするとまず鶏刺しと明太子、レバーが出てきて
いよいよ水炊き登場。
鍋の中は鶏だしなので、これが暖まったらまずはちょっと塩と葱を足しただけでこのスープをいただく。これがいいおだしでおいし~。そして最初のお肉をいただいた後で
野菜や鶏モツ、つくねを投入。このつくねを入れてくれたお姉さん、博多っ子らしく明るくてのりがいい。
そして最後はもちろん雑炊。
これを食べなきゃねー、と言いつつお腹はパンパン。
本場博多の水炊きはやっぱりおいしかった。
満足して店を出たがまだホテルには戻らない。
次に向かったのは船の出ない博多港。
ここにある日帰り温泉施設に乗船前に入ろうと目をつけておいたのだ。
温泉の名前は「波葉の湯」
みなと温泉 波葉の湯 - 天然温泉露天風呂 福岡市博多区 ベイサイドプレイス博多
広くてなかなかきれいな施設、若い女の子やカップルが結構来ている。
ところでこの施設でよかったのはお風呂よりも岩盤浴。
ここには温度が違う岩盤浴の部屋が5つもあって、広い休憩室にはテレビ付きの寝椅子にマンガも完備。こんなところで出たり入ったりしていたら一日なんてあっという間に経ってしまいそう。これで1400円は安い!
博多っていいなあ、と思いつつ、さあ、明日から五島だ。
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