Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

五島列島の旅 8 奈留島

2010-11-26 00:04:52 | 国内旅行
11月2日

えび屋さんの食事は朝から豪華。
 がっつり伊勢えびの味噌汁をいただき、若松港へ向かう。

 朝日と共に入ってきたのはフェリー太古。
本来なら初日にこの船で博多から五島に来るはずだった。

 船の大部屋はこんな感じ。
博多からのお客さんが毛布をかぶって寝ているが、我々は50分乗っただけですぐ隣の奈留島(なるしま)で下船する。
 

この島に上陸して、まず向かったのは奈留教会。
  
この教会の若くてまじめそうな神父様に島の教会の話を伺い、一緒に次の教会へ。

 島の北側、海に面した江上教会。
これも鉄川与助氏が1918年に作った教会だが、白い木造でアメリカの田舎にでもありそうなかわいらしい外観。

  
中に入ると意外なほど天井が高く、この教会の正面にも幼子イエスを抱いた聖ヨゼフ。
  
中央扉上部の桜のモチーフがかわらしく
  
ステンドグラスならぬペイントされた窓の桜も味わい深い。

  
この教会の前は奈留瀬戸と呼ばれる海。この海風から守るために教会は木立の中に隠れるように建てられ、おかげで今もその姿を保っているのだそうだ。

次の「阿古木 隠れキリシタンの里」という個人の資料室ではポルトガル人監督が撮ったという隠れキリシタンの儀式のビデオを見せていただく。言われなければとてもキリシタンの儀式とは思えないほど土俗化したその儀式が面白く、これはもっと見たかった。
 この資料室のある場所も以前は隠れキリシタンの村だったそうだが、今は村もなくなり、隠れキリシタンも消滅したそうだ。

  
本日のお昼もお魚と五島うどん。

昼食後は島の南の奈留千畳敷へ。
  
  
この海のきれいなこと。

 奈留港からフェリー「ニューたいよう」に乗船し、福江島へ向かった。


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コメント (2)
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