Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

上海リニア 謎の売店

2010-11-18 19:12:46 | 東アジア
上海からの復路、また物好きにリニアモーターカーに乗る。

龍陽路では空港駅とは違って列車到着前からプラットホームにあげてもらえるが、ここには大きな売店がある。
 
 リニアモーターカーの模型とか、上海の絵葉書を売っているのは当然だが
  
空薬莢で作った大砲や戦闘機を売っているのはなぜ?

さらに不思議なのはこちら
 ポストや郵便配達車がなぜ赤い?中国の郵便ポストは緑なのに。
まして〒マークは「逓信」からとられた日本だけのもののはず。車のハンドルは右だし、これは明らかに日本の郵便グッズ。

この売店は謎だ。

やがてやってきた列車に乗り込み、発車3分ほどで
 
時速430キロの最高速度表示。

調べてみるとこのリニアモーターカー、9:00-11:00および13:00-17:00には430キロを出し、それ以外の時間は300キロまでしか出さないんだそうだ。
さすがに430キロを経験すると300キロまで減速した時には遅いと感じてしまうからすごい。

復路も乗った甲斐があった、とここまではよかったのだが、この後がいけない。

搭乗した飛行機は定刻にゲートを出発したものの、滑走路上で停まっていつまでも飛び立たない。管制塔からすべての飛行機に離陸許可が下りない、とアナウンスがあったものの、なぜの説明がないまま1時間。

ようやく飛び立ってもうすぐ成田に到着と言うところ、見ていた映画のクライマックスで何の前触れもなくエンタテインメント・システム終了。

ちっ、もうちょっとだったのに、と思いつつも着陸なら仕方がないと思うが、これまたいつまでたっても着陸しない。

そのうち「悪天候のため着陸のやり直しを行いましたが、安全のため羽田へ向かうことになりました」とのアナウンス。

ひえ~、と思いつつ、羽田からなら帰りが楽だからいいか、と到着早々降り支度を始めるがどうも降ろしてくれる様子がない。と「この飛行機は給油のあと当初の目的地、成田に向かいます」と再びアナウンス。

こういう場合、ディバージョンしても目的地はあくまで当初の空港、どうしても戻れない時のみ全乗客を降ろすが、そうでなければ一部の乗客だけ降ろすことは荷物の仕分けができないため不可能、とは元航空会社職員の父親の話。

結局2時間半のはずのフライトが成田到着まで6時間。しかもぶっつり切られた映画は復活することなく、ストーリーの最後は不明のまま。

疲れた。


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コメント (5)
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