Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

歯磨き粉コレクション 6

2011-09-12 17:27:27 | コレクション
自慢の歯磨き粉コレクション、珍品が溜まったので一挙公開。

まずは昨夏キプロスで購入したギリシャ製歯磨き。
  
マスティックとカモミール・エキス入り。
マスティックとは乳香の一種の樹脂だがギリシャのヒオス島でしか採れず、写真のような涙型に出る樹脂を昔から歯のために噛んでいたのだがその効能は科学的にも証明されているとか。

使ってみると確かに乳香を噛んだ時のような独特の樹脂の味。
使い慣れたミント味がしないのでなんとも不思議な使い心地。

 インドで購入した Red は名前の通り赤、というよりもレンガ色。
パッケージの絵にもいろいろなスパイスがあるが、成分表にある名前を検索してみるとなんと、しょうが、山椒、シナモン入り。
使ってみれば確かにスパイスが効いて辛く、使った後くちびるがピリピリする。

今までいろいろ試したインド製歯磨き粉の中で一番インパクト大。

  
タイのハーブ系はあらかた試してしまったかと思っていたが、下町の小さなスーパーでもう一つ発見。
タイの中華系企業らしく、朝鮮ニンジン、雪蓮、真珠、クローブ、ジャスミン茶入りといかにも漢方好み。
ちょっとチョークっぽい色の歯磨きはほんのわずかに漢方らしき匂いがするが、使い心地はさわやか。

スリランカはアーユルベーダ天国なので、そっち系を大量にゲット。

まずは宿泊したリゾートの親会社、シッダレーパ社の製品。
  
シナモン、クローブ、ユーカリとリコリス入りとあるが、味はクローブとシナモンが勝っている。
マイルドな味で使いやすい。

もう一つ、前のものよりも値段がちょっと高いシッダレーパ社のアーユルベーダ歯磨き。
  
成分表には聞きなれない植物らしき名前が並ぶが、クローブやシナモンにまじって胡椒の文字。
使ってみると意外に漢方くささはないが、胡椒が強くて辛い。
これもインドの Red 同様、くちびるがピリピリして強烈。

それに比べると同じスリランカのハーブ系でも、メジャーブランドはおとなしい。
  
絵にはいろいろ描かれているが、かわいい青緑のストライプ歯磨きはハーブ臭は弱くてくせなし。

  
これはおなじみコルゲート、と思ってよく見ると実は「クロガード」。
クローブの効果で虫歯からガード、ってことらしいがパッケージデザインはそっくりだし、名前は洒落が効いている。
ミントが強いが確かにクローブの香りも。

ちなみにスリランカの歯磨きはどれも3面に英語、シンハラ語、タミール語で名前が書かれている。

この夏のネパールではペプソデントのハーバルを発見。
  
パーンなどに使われるキンマの葉と塩、ライム入りというのが珍しい。
ウィキペディアによるとアーユルベーダではキンマの葉は口臭予防に良いとされているそうだが、パーンの摂取でガンの確率が高まるとも。
しかし使ってみればわずかな塩味以外は普通のミント味の歯磨きなので、まあどうってことはない。


過去のコレクション:

歯磨き粉の話
また歯磨き粉の話
歯磨き粉コレクション 3
歯磨き粉コレクション 4
歯磨き粉コレクション 5


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コメント (3)
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