Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

モロッコ周遊 8 Ksar Ighnda

2012-06-11 12:35:15 | 中近東/北アフリカ
アイト・ベン・ハッドゥの見学を終え、チェックインしたのは車で5分ほどのこちらのホテル。

 
Ksar Ighnda

このホテルも名前の通り、伝統的な城砦のような外観で作られているが、表のレセプションを抜けるとすぐに中庭があって、その周りをぐるりと建物が囲んでいる。

  
屋上のテラスからは中庭のプールが見え、

  
さらにホテルの外を見ると、オアシスの畑の向こうに先ほどまでいたアイト・ベン・ハッドゥの小高い丘が見える。
が方角が丘の裏手側にあたるので、残念ながら建物の密集する村は見えない。

 すぐ隣には崩れかけた土壁の建物。
ホテルのバーには工事中の様子を記録したアルバムがあって、どうもこのホテルはこうした伝統家屋をリノベーションしたらしい。

そのせいか、一番安い部屋だったせいか、我々の部屋はバーの脇の小さなドアを抜けた先と言う不思議なところにある。
  
窓が小さくて暗く、部屋も狭いけれどインテリアの趣味は悪くなく 
 
バスルームのアメニティーもちょっとかわいい。

このホテルにはハマムがあるというので、夕食前に一風呂、とスパへ向かう。
  
なかなかおしゃれなスパだが、ハマムは6畳ほどしかない小さな部屋でそれほど熱くもならず、マッサージは施術師が一人しかいないということであきらめた。
モロッコでもローカルなハマムに行ってみたかったが、今回は残念ながらその時間が取れなかった。

  
暗くなってからホテルをうろつくと繊細なアイアンワークの階段などがいい感じ。
 素敵な暖炉もあるが、なぜかその前の椅子は妙にモダンなプラスチックだったりする。

 その奥にあるダイニングが団体仕様なのは場所柄しかたがないが、ライブ演奏が古いウェスタン・ポップスなのはいかがなものか。
 
おなじみビュッフェも可もなく不可もなくだったが、オニオン・クスクスというのが面白かった。
キャラメルゼした玉ねぎにレーズンが入ったものが乗ったクスクスは甘くて、料理と言うよりデザートみたい。やっぱりモロッコ料理は甘い。

 
翌朝の朝食ではクレープがたくさんあるのがうれしく、自家製だろか、バナナジャムがうまい!

ちょっとちぐはぐなところはあるが、居心地は悪くないホテルだった。


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コメント (2)
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